2004年アテネ五輪 連日の金メダル獲得はまだまだ続く

2004年アテネ五輪 連日の金メダル獲得はまだまだ続く

今日も柔道で阿武教子選手が金を取りましたね!おめでたいです。昨日の記事でアトランタ、シドニーで二大会連続で初戦負けしているので初戦が不安と書きましたがその初戦もなんとか乗りきり悲願の金メダルを獲得。

 

しかしよほどの事が無い限り金メダルは確実と書いた井上康生ですがよほどの事が起こってしまいました・・・。

 

しかも敗者復活戦も負けてメダル無し。調子悪かったんでしょうかね?シドニーで全試合一本勝ちした時のあの技のキレがまったくありませんでした。四年前表彰台で母の遺影をかかげたシーンが印象的で今大会も再現を期待したのですが残念です。

 

 

競泳では連続メダルが途切れる

 

そして今日の競泳は今大会始まって以来初めてメダルを一つも取れず連続メダル獲得が途絶えてしまいました。女子200m平泳ぎの田中雅美は四位、100で銅を獲得した男子200m背泳ぎの森田智己は五位と惜しいところでメダルは取れませんでした。

 

また男子200m個人メドレーに出場した森隆弘と三木二郎もそれぞれ六位、八位とメダルに届かず。残念です。しかし女子200m背泳ぎで中村礼子と寺川綾が揃って決勝進出。中村は全体の二位のタイムなんでメダルは射程圏内です。

 

そして200のバタフライで銀を取った山本貴司も100mバタフライで決勝に残りました。フェルプス、クロッカー、セルディノフと強豪揃いなのでメダルは厳しいかもしれませんがなんとか上位にくらいついてほしい。

 

 

女子800m自由形では世界ランクトップの山田沙知子は残念ながら予選落ちしてしまいましたが柴田亜衣が見事全体の二位で通過!メダル圏内にいます。

 

しかし山田はメダルの期待がかかっていただけに残念。山田は本番に弱いみたいですね。持ちタイムは素晴らしいんですが・・・。

 

アトランタの鹿島瞳だったりシドニーの萩原智子だったりメダルを取る実力がありながら本番になるといい泳ぎが出来ないという選手が五輪では必ずいるんですが今大会は山田がそうなってしまいましたね。メンタル面もスポーツでは非常に重要だと感じたレースでした。

 

 

またピーターファンデンホーヘンバンド、アレクサンドルポポフが予選落ちという波瀾を起こした男子50m自由形ですが私が100の自由形が終わった段階で優勝候補筆頭ではないか?と言った南アフリカのローランドスクーマンが準決勝一位通過。

 

スタートのちょっとした遅れが即負けに結びつく種目なんでスタートが圧倒的に強いスクーマンは有利です。アメリカのレザク、ゲイリーホールとの争いになるでしょう。

 

 

そして上位三人の激しいレースとなった女子100m自由形は準決勝で世界新を出したオーストラリアのジョディヘンリーがオランダの女王デブルーイン、アメリカの優勝候補ナタリーコグリンを抑えて優勝しました。

 

 

アーチェリーで山本博が銀メダルを獲得

 

アーチェリーで日本の山本博が銀メダルを獲得!今まで一度も取り上げてなかった選手がメダルを取りました。41歳という年齢、そして五回目の五輪という事で注目はしていたんですがまさかメダルを取るとは!

 

世界選手権で二位だったアーチェリー女子団体は可能性があると思ってましたが男子で取れるとは思いませんでした。

 

 

ベスト8とかベスト4に入った場合はメダルの可能性があるのでノーマークの選手でも紹介するんですがアーチェリーは一日で三回戦から決勝まで一気にやってしまうので紹介する暇が無かったんですよ。

 

言い訳っぽいですが本当にw。二回戦を勝った事は知ってたんですがその時はメダルまでくるとは思ってませんでした。本当に凄い!

 

 

明日の見所

 

さて明日の見所としては柔道最終日に男子は鈴木桂治、女子は塚田真希が出場します。鈴木は世界王者、塚田は世界選手権第二位。二人とも金メダルが狙えます。今日果たせなかったダブル金メダルは明日こそ実現するのか?注目です。

 

 

また競泳もクライマックス。

 

先ほども話した通り女子200m背泳ぎで中村と寺川、女子800m自由形で柴田、男子100mバタフライで山本がメダルを狙います。

 

 

男女の400mメドレーリレーの予選もあり山本貴司、森田智己、北島康介、奥村幸大の四人を揃えた男子はメダルの期待がかかっています。まずは予選でメダル圏内に入るいい泳ぎをしたい。

 

 

また陸上が本格的に開幕。金メダルの期待がかかる室伏広治が出場するハンマー投げの予選が行われます。シドニーではまさかの予選落ちをしているために今回は確実に突破しておきたい。

 

そして女子サッカーはいよいよ決勝トーナメント一回戦。世界ランク二位の強豪アメリカに挑みます。ここをなんとか勝てばメダルが見えてくるだけに頑張って欲しい!

 

 

女子バレーも予選の天王山となるライバルの韓国戦。ここで勝てるかどうかで予選の順位が変わってくるのでメダルが取れるかどうか変わってきます。

 

ブラジルとイタリアに負けても他で全勝という皮算用だったと思うので負けられません。

 

 

明日で柔道が、明後日で競泳が終わり日本のメダルラッシュの大きな根源となっていた二種目が無くなるので今までのようなメダルラッシュが後半戦では期待出来なくなるかもしれません。

 

なので柔道の鈴木、塚田、競泳の中村、柴田とメダル獲得の可能性が高い競技目白押しの明日は絶対に見逃せません!注目ですね。

 

 

 

 

 

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