アテネ五輪陸上特集

アテネ五輪陸上特集

今日は陸上編です。まずは短距離ですがやっぱり注目選手は世界陸上パリ大会で銅メダルを取ったのが記憶に新しい末續慎吾でしょう。

 

世界陸上の時は200mでメダルを取りましたがアテネでは100mとリレーに出場し200mの方は100m終了後の調子次第で決めるそうです。

 

日本人として初の9秒台、そして悲願の決勝進出を果たすためのライバルは世界記録保持者のティムモンゴメリや元世界記録保持者のモーリスグリーン、そして世界陸上金メダリストのキムコリンズや同じく銀メダルのダレルブラウン、銅のダーレンキャンベル、その他にもイギリスのドウェインチェンバースやアメリカのバーナードウィリアムスなど。

 

強敵揃いです。果たして末続はこれらのライバルがひしめく中決勝進出を果たす事が出来るのか注目されます。

 

 

また末續慎吾、朝原宣治の二大エースが出場しメダルも視野に入っている4×100mリレーにも注目。日本の現在の世界ランキングは三位。

 

 

アテネではアメリカ、イギリス、ブラジル、日本の4強対決となるでしょう。日本はイギリスかブラジルどちらかの壁を乗り越えればメダルが射程圏内に入ります。

 

 

他にもメダルが期待できる種目があり

 

他にメダルが獲得出来そうな競技は男子ハンマー投げと女子マラソン。男子ハンマー投げは室伏広治が前回シドニーでの予選落ちの雪辱を狙っています。01年エドモントン世界陸上では銀、03年パリ世界陸上では銅。今度こそ金メダルを取ってほしいものです。

 

ライバルは世界陸上パリで室伏に勝って金、銀を獲得したイワンティホンにアドリアンアンヌシュ、世界陸上エドモントン金のシモンジオルコフスキなども絡んでくるでしょう。

 

メダルはまあ確実だと思いますがやはり自分は室伏に金を取ってもらいたい。ケガさえなければ今の調子だと世界トップ。金メダルは手の届くところにあります。

 

 

女子マラソンは野口みずき、坂本直子、土佐礼子の3選手が出場。自分は1、2、3フィニッシュもありうるのでは?とひそかに期待しています。それくらい今大会に出場する3選手は皆力がある。

 

女子マラソンのアジア記録を持つ中国の孫英傑は出場しないものの世界記録保持者のポーララドクリフ、世界陸上パリの金メダリストであるヌデレバ、エチオピアのアレムなどライバルも強力ですがこの三選手ならいい結果が残せると思います。

 

 

その他の競技では日本選手では400mハードルでエドモントン世界陸上で日本男子として初めて短距離種目でメダルを獲得した為末大、男子マラソンで世界陸上二大会連続で五位入賞と安定した実力を誇る油谷繁などにも期待。

 

また世界のトップ選手で注目なのは男子一万メートルで世界陸上パリで1、2、3フィニッシュを達成したエチオピア勢の強さ。その中でも鉄人ハイレゲブラセラシエには注目。

 

 

110メートルハードルでは世界陸上パリ金メダルのハードルなぎ倒し男アレンジョンソン、銀のトランメルのアメリカ勢と同大会銅メダルのアジアの昇り竜と言われる中国の劉翔の対決もみもの。

 

走り高跳びではパリ大会金の南アフリカのジャックフライタークと低身長ながら銀メダルをとったスウェーデンのステファンホルムの対決、三段跳びでは世界陸上パリで圧勝したスウェーデンのクリスチャンオルソンに注目。

 

 

女子も見どころ競技が満載

 

女子100mではマリオンジョーンズの女王時代が終焉を迎え群雄割拠状態。

 

パリ大会金のアメリカのケリーホワイト、銀の同じくアメリカのトーリエドワード、銅のウクライナの重戦車と異名を取るザンナブロック、バハマのチャンドラースターラップらが新女王の座を狙っています。

 

200mでも上記の100m陣が金を狙っているのですがそこに絡んでくるのがアメリカの女子高生アリソンフェリックス。どこまでメダル争いに加わってくるのか見物です。

 

 

棒高跳びも面白い。今年になって何度も世界記録を塗り替えあっているロシアの二人、スベトラーナフェノファノアとエレーナイシンバエワの勝負が決着します。世界陸上ではフェノファノアが金。イシンバエワはリベンジを果たす事が出来るのでしょうか?

 

その他マリオンジョーンズが出場する走り幅跳びにも注目です。

 

これら有力選手が目白押しの陸上競技。相当楽しめる事間違いなしです。

 

 

 

 

 

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