2005年ワールドユース 日本対モロッコ戦の考察

2005年ワールドユース 日本対モロッコ戦の考察

ありえん・・・。ああ・・・。ワールドユースは最後の最後でモロッコにやられてしまいました。延長で負けたりPKで負けたりするならまだいいんですが後半ロスタイムにあのような形でやられるとさすがに観ててこたえますね・・・。

 

点取られてから最後に奇跡の同点ゴールを決めようと攻めたあのパワープレーをもっと早いうちからやっておけばよかったんですよね。疲れて足が止まってるのに中盤で細かいパス回ししてもまったく意味ないですし。

 

ガンガンロングボール蹴りこんで平山相太に当てていけばああいう不用意なパスをカットされて決められるような事はなかったと思います。まあ疲れからの集中力の途切れというのももちろんあったでしょうが。

 

 

課題の多い平山

 

あとやはり平山はどうにかしてほしいです。確かにヘディングで競り勝てているのは認めますしそれは誰が見ても明らかですがその後の足元でのキープが全然おぼつかなくてまったくチームの役に立ってないんですよね。せっかく競り勝っても結局は奪われるという・・・。

 

しかもボール奪われても「あー奪われちゃった」みたいな感じであまり取り返しにいかないのもよろしくない。水野晃樹やカレンロバートみたいにボール奪われても「このやろ!絶対取り返してやる!」みたいな奪い返しがまったく見られない。

 

たとえそのボール奪還が失敗に終わったとしても相手の攻撃を遅らせる事が出来るわけで失点の可能性が大幅に減るんですよ。そういう最後までボールを追いかけるプレーを出来なかったのが平山に対する今大会最大の不満です。

 

 

まあ将来日本FW陣の柱になってほしいと期待しているからこそ今厳しい事をここで書いてるわけなんですがね。空中戦の強さは折り紙付きなら足元のうまさとファイティングスピリットさえ身につければ最強じゃないですか?

 

まあ最強は言いすぎかもしれませんがw。とにかく大学に行った事で今Jリーグ組との差は開いています。

 

別に大学辞めろなんて事を言う気はないんで早く強化指定選手になってJリーグで試合に出て欲しいですね(それは兵藤慎剛にも同じ事が言える)。

 

 

まあユース組の敵はA代表にとってもらいましょう。正直「ブラジル相手はちょっと厳しいけど勝つチャンスは絶対ある」と思ってるのは私だけではないはずですw。ギリシャ戦の戦いが出きれば十分勝てるチャンスはあります。

 

まあ2−1で奇跡的勝利か0−4惨敗のどちらかだと思いますねw。または引き分けでもいいブラジルがちんたらやって0−0か。とにかく勝たなきゃダメなんで頑張って欲しいですね。みんな勝ってくれ念気をドイツまで飛ばしましょう!

 

 

 

 

 

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