ドイツW杯アジア一次予選 アウェー対オマーン戦の考察

ドイツW杯アジア一次予選 アウェー対オマーン戦の考察

いやー勝ってよかったですよホントに。負けたらドイツに行けない公算が高い状況で試合開始前はドキドキものでしたからね。中村俊輔のテクニックや鈴木隆行らしからぬwヘディングも堪能できて本当によかったです。

 

それにしてもこの試合は一点奪ってから磐石でしたね。一回川口能活のミスから招いた決定的なピンチを田中誠に救われたシーンがありましたがそれ以外では相手の怖いシュートはほとんどありませんでした。

 

 

オマーンも大分力をつけてきましたし日本と別グループだったら一次予選突破も十分にありえたと思います。

 

現に今年三回やって三回とも1?0の僅差というのがそれを証明していると思いますが昨日の試合はその点差以上に力の差を見せつけた試合だったと思います。やっぱりここぞという時には経験の差がでます。

 

 

またゴールを決めた鈴木、アシストを決めボールキープで効果的に時間を稼いだ俊輔、オマーンの攻撃をことごとく跳ね返し続けた中澤佑二と7,0点クラスのこの三人はもちろんの事いつも自分が批判している両SBも三都主はこの試合に関してはちゃんとチームの空気を読めてたし俊輔とのコンビもよかった。

 

加地亮も久々にまあまあの出来だったと思いますし久々復帰の小野伸二もよかった。まさしくW杯アジア予選やアジアカップを経験して強くなった日本の今年の集大成といえると思います。

 

 

そして日本は一次突破を決めましたが他グループの結果を見てみるとグループ1はイランが突破濃厚、グループ2はウズベキスタンが進出決定、グループ3は日本が進出決定、グループ4はクウェートor中国(クウェート有利。

 

中国はおそらく最終戦で最低でも3?0しなきゃ突破はない)、グループ5は北朝鮮が進出決定、グループ6はバーレーンが進出決定、グループ7は韓国が突破濃厚、グループ8はサウジアラビアが進出決定。

 

 

最終予選展望

 

という事でこのまま順当に行けば最終予選の組み分けは

 

第一ポッド:韓国、日本
第二ポッド:イラン、サウジ
第三ポッド:バーレーン、ウズベク
第四ポッド:クウェート、北朝鮮

 

 

となるため日本は韓国と当たる事は無くまたイランorサウジのどちらかも必ず別組に入るため結構楽観視できそうですね。

 

正直今の日本の試合を観てるとアジアでは韓国、イラン以外に負ける気はしません。まあ日本にとっていい組み合わせは

 

 

日本、サウジ、ウズベク、クウェート、で嫌な組み合わせが日本、イラン、バーレーン、北朝鮮って感じでしょうね。

 

クウェートは北朝鮮よりも強いけれど最終予選はホーム&アウェーで北朝鮮に乗りこんで試合をする事を考えるとクウェートの方がいいと思います。

 

 

まあ例え最悪なパターンの組み合わせになってしまったとしても二位までOKなんで一位をイランに譲って二位を頂くとかそういう事になりそうですし。

 

最近力をつけているバーレーンに足元をすくわれたり北朝鮮でのアウェー戦で何か起こらない限り大丈夫だと思います。

 

 

クウェートじゃなくて中国が上がってきたらイラン、サウジと同組になって星の食い合いになる事も考えられるのですが・・・。そうならないように今は祈るのみですね。

 

とりあえず中国が大量得点で勝たないように対戦相手の香港を応援しましょうw。

 

 

 

 

 

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