2007年U20W杯 対チェコ戦の考察

2007年U20W杯 対チェコ戦の考察

U20W杯のチェコ戦は2−2から無念のPK負け。残念・・・。試合の大半は日本のペースでした。しかし2−0とリードしてからわずかな心の隙とチェコの勢いに押されて自分達のサッカーができなくなってしまった。

 

同点にされてからはまた盛り返しましたが最低でも一点差に詰め寄られた時点で気持ちを切り替えなくちゃいけなかったですね。

 

それにしても本当に悔しい・・・。こんなところで負ける実力ではなかっただけ余計・・・。それは選手達も思っていたことでしょう。記録上は2勝2分。

 

一度も負けずに大会から去ることになりました。そういえばドイツW杯のスイスも無敗&無失点ながらベスト16で涙を飲みました。

 

 

これがサッカーの厳しさ

 

しかし何が起こるかわからないのがサッカー。これがサッカー。かけがえのない経験になったと思います。負けにはいい負け方と悪い負け方がありますがこの試合は間違いなくいい負け方だった。

 

明るくて雰囲気のいいチームだったし、まさにオシムの言う通り「人もボールも動くサッカー」で観てて楽しかった。全然できてないどこかのA代表とは大違いw。できれば優勝候補のスペインともやりたかったですね。

 

才能溢れる選手も揃ってたし柏木陽介、梅崎司、槙野智章、森島康仁あたりは将来日本を背負って立つ選手になるかもしれません。

 

そして悔しさのあまり号泣していた林彰洋、福元洋平、森島康仁ら。その涙は間違いなく今後成長していく上での糧となるでしょう。

 

中田英寿が引退しいつまでも中村俊輔や高原直泰に頼るわけにもいきません。99年WY組や00年シドニー組がいなくなったら途端に弱くなった、なんてことの無いように頑張って欲しい。日本の将来は彼らに託したいですね。今後の成長を期待してやみません。

 

 

 

 

 

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