2007年U20W杯 対スコットランド戦の考察
U20W杯の初戦であるスコットランド戦。日本が見事3−1で勝利!いやーいい試合でしたね〜。
この世代はホント強いですよ。監督がオシムだからというのも一因ではあるのでしょうがA代表経験者4人というのは伊達じゃない。特に中盤とサイドが強みですね。
右は内田篤人と田中亜斗夢、左は安田理大と梅崎司に中央の柏木陽介まで顔を出す。右でも左でも三人が絡んで組み立てられるので攻撃が分厚い。
ハイレベルな中盤
中盤も全員バランスがいい。みんな攻撃も守備も出来る。ロングシュートも打てるしパスも出せる。攻撃だけ、守備だけ、という選手がいないので攻める時はFW+4人、守る時にもCB+4人と常に数的優位を作れています。
その中でもA代表経験者の柏木と梅崎はやはりレベルが違う。チャンスには前線に顔を出して点も決めるしボランチとしてしっかり守備も出来るしロングシュートも打てるし・・・。攻撃も守備もハイレベルといったらやはり昨年引退した中田英寿が思い浮かぶのですが。
見てるか中田・・・。お前を超える才能がここにいるのだ・・・。しかも二人同時にだ・・・。
という安西監督のような気持ちになりましたねw。
気が早いですが決勝トーナメントの展望
さて初戦を快勝したことで大きくグループリーグ突破にむけて前進しましたね。ここで一位、二位で通過した時の決勝トーナメントで当たる相手でもそれぞれ予想してみますか。
一位で通過するとE組二位と当たります。おそらくチェコか北朝鮮がくるでしょう。勝てるチャンスは十分ある。そして次に当たりそうなのがB組一位で通過してきそうなスペイン。ちょっと厳しいか・・・。
二位で通過した場合当たるのはB組二位。多分ウルグアイが濃厚。まあ厳しい相手ではありますが勝てなくも無い。そして次がA組一位のチリ。スペインよりは圧倒的に組み易い。
ということは一位で通過するより二位で通過する方が四強入りの確率が高いかもしれません。ちなみに自分が開幕前に建てたグループリーグの予想では
3−0
1−0
0−1
の二位通過だったんですが果たしてどうなるか・・・。まあホントこの世代は強いし雰囲気もよく勝てるオーラがあるので上位進出を期待しましょう。
北京五輪が楽しみになってきた
しかしこの世代が北京世代に合流してさらにオーバーエイジを加わったら・・・凄いことになりそうですねw。試しに自分が監督になったとして北京本番のメンバーを考えてみよう
平山 伊藤翔
本田圭 中村俊輔 水野
柏木 阿部勇
青山直 中澤 水本
西川
サブ
GK:林
DF:福元、伊野波
MF:家長、梅崎、青山敏
FW:菅沼
うん我ながら強いぞこのメンバーは。どこのA代表?って感じですねw。シドニーの時よりも強い気がします。こんな感じのメンバーが北京で観れるように八月から始まる北京予選も頑張って突破して欲しいですね。
関連ページ
- 2007年U20W杯 対チェコ戦の考察
- U20W杯のチェコ戦は2−2から無念のPK負け。残念・・・。試合の大半は日本のペースでした。しかし2−0とリードしてからわずかな心の隙とチェコの勢いに押されて自分達のサッカーができなくなってしまった。
- 2007年U20W杯 対ナイジェリア戦の考察
- 控え組で臨んだナイジェリア戦は0−0でスコアレスドロー。とりあえずハーフナーマイクはダメw。どんだけ決定機を外せば気がすむんでしょう。大体走れないしルーズボール追わないしボール取られても取り返しに行かないし。こういう選手は絶対に大成しない。ルーズボールを追うなんて技術うんぬんじゃなくて気持ちの問題。ディドは何を教えてきたんだ?
- 2007年U20W杯 対コスタリカ戦の考察
- コスタリカに1−0で勝利して見事二連勝で予選通過!いやー嬉しいですねー!スピードと身体能力で攻めるコスタリカVS運動力とダイレクトプレーで攻める日本という非常にタフなゲームでした。コスタリカも強かった。
- 2007年U20W杯展望
- 日本の組合せはスコットランド、コスタリカ、ナイジェリアと同組。なかなか粒揃いのグループですが飛びぬけて強いチームはいないのでチャンスは十分にあるでしょう。少なくとも初戦で優勝候補のオランダに、というよりクインシーオウスアベイーにボコボコにされた二年前よりはマシw