2007年U20W杯 対コスタリカ戦の考察
コスタリカに1−0で勝利して見事二連勝で予選通過!いやー嬉しいですねー!
スピードと身体能力で攻めるコスタリカVS運動力とダイレクトプレーで攻める日本という非常にタフなゲームでした。コスタリカも強かった。
日本は上手くボールをまわせていたんですが最後の精度を欠きましたね。特にサイドからのクロスボールの精度はもっと向上させなきゃいけない。
途中まではコスタリカに押されていて決定的なピンチも招いてしまいましたが後半途中からは完全に日本の運動量が上回りましたね。そして日本が攻め始めたいい時間帯に梅崎司から田中亜斗夢のゴール!いやー素晴らしいゴールだった!
底力を感じるチーム
実力的にはほぼ互角でしたがそんな厳しい試合をものに出来たという点ではなんか実力以上の底力を感じます。日本がFIFA主催の国際大会で予選二連勝というのは実は少ないんですよね。というか初戦を勝利で飾る自体少ない。
例えば三回出場しているW杯ですが初戦を勝利で飾ることが出来た試合は一度もありませんし、コンフェデもここ二大会連続で負けている。そして今回のU20W杯の前身となるWYでも一度もありません。準優勝した99年のWYでさえ初戦は敗れています。
その重要な初戦を、そして次も立て続けに勝ったというのはシドニー五輪と01年コンフェデくらいしか無い。シドニー五輪は私が歴代最強だと思っている世代ですし01年のコンフェデは準優勝しました。
優勝も夢ではない
相当に輝いていた頃の日本代表しか達成出来なかったグループリーグ二連勝。それを今回の代表はやってのけました。自分は今回のメンバーならベスト8は狙えると公言していましたが実は99年の準優勝を超えて欲しいという思いも密かに持っています。
今大会で日本より明らかに力が上だと思われるチームはブラジル、アルゼンチン、メキシコ、スペインくらいしか見当たらないので運が味方すれば不可能でも無いと思ってます。頑張って欲しい。
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