北京五輪金メダル獲得数予想1

北京五輪金メダル獲得数予想1

北京の金メダル獲得数予想します。前回のアテネは確か金9個と予想したのですが想像以上の日本の大活躍で16個獲得したため嬉しい外れ。

 

 

今回も同じような嬉しい誤算が起こってほしいのですがちょっと厳しい予感…

 

まずはお家芸の柔道。前回はホントアホみたいにメダルとりまくったんですが今回は少しその勢いが落ちるかもしれない。私が金メダル有力だと思っているのは鈴木桂治、石井慧、平岡拓晃の男子三選手くらい。

 

 

他にも谷亮子とか塚田真希とか谷本歩実とか金丸雄介あたりも金狙えるのですが確実にとれるかというとそれはわからない。フィフティーフィフティー。

 

というわけで最初に挙げた有力三人のうち二人+後に挙げた半々組から二人という計4個と予想。個人的には谷には三連覇してほしいのですが

 

 

金メダル3は欲しい女子レスリング

 

続いての有力競技は女子レスリング。この種目は前回とまったく同じ吉田沙保里、伊調馨、伊調千春、浜口京子の四人。そして前回は吉田と馨が金、千春が銀、浜口が銅という結果でした。

 

そして今大会も世界との力関係はほとんど変わっていません。吉田、馨の二人はほぼ金メダル確実でしょう。では残りの二人はどうか。微妙w。

 

どちらか一人はとってもおかしくないと思うのですが。まあ希望的観測でどちらかが獲ってくれるとして予想は3にしておきましょう。

 

 

北島康介の二冠に期待

 

お次は水泳。私は今季始まるまで0だと思ってました。前回とった北島康介も柴田亜衣も無理だろうなと。それは二人ともアテネ後の国際大会でことごとくハンセンやマナドゥに敗れてきたから。

 

しかし今年になって状況が変わりました。ご存知のように北島はスピード社のレーザーレーサーを着て驚異的な世界新。一方ブレンダンハンセンは200で代表落ち。

 

アテネの時もそうでしたが五輪シーズンに調子を上げる北島と下げるハンセンという構図がまったく同じですね。ハンセンはプレッシャーに弱いのでしょうか。

 

 

というわけで北島の二冠はほぼ堅いと思います。ただ北島以外に金メダルを獲れそうな選手が見付からない。柴田、種田恵、中村礼子、森田智己あたりもいい勝負できると思いますが金は難しいでしょう。

 

アテネの時は銀だったシンクロも今ではスペインに追い抜かれ中国に追いつかれる始末。水泳の予想は金2で

 

 

室伏と野口に期待の陸上

 

陸上はどうでしょう。前回は室伏広治と野口みずきが金。そして今回も狙えそうなのはやっぱりこの種目w。ただどちらも五分五分だと思います。

 

まずは室伏ですがなかなか調子があがってこないのが気になる。確かに80mは安定して投げられているんですがビッグスローがなかなか出ない。五輪で金メダルをとるためには最低でも83mスローが必要だと思ってます。去年の世界陸上でも室伏は81mで6位。

 

 

ただ室伏は今自分の限界を超えるための練習をずっとしているみたいなので今結果が出ていないのもしょうがないと言えるかもしれない。

 

もし室伏がさらに上を目指して次元を超える強さを身に付けて、さらに本番で噛みあったら世界記録だって狙えるんじゃないかという夢を私は見ているのですがどうでしょう

 

 

女子マラソンに関しては現在世界は4強時代にいると言われています。その4強はポーララドクリフ、キャサリンヌデレバ、周春秀、そして野口みずき。ラドクリフは欠場するらしいので他の二人に勝てば金メダルはほぼ確定というわけです。

 

ただヌデレバも周も手強い。周はホームなのでもちろんやっかいな相手になるのですがやはり自分としてはヌデレバが最大のライバルになると思います。それはこの近年の成績を見ればおわかりになるでしょう。

 

2003年世界陸上パリ大会     金メダル
2004年アテネ五輪        銀メダル
2005年世界陸上ヘルシンキ大会  銀メダル
2007年世界陸上大阪大会     金メダル

 

 

過去四大会の世界大会で全て銀メダル以上。まさにヌデレバ恐るべき!スピードレースになったら野口、粘りのレースになったらヌデレバが強いのですが北京の暑さから考えて粘りのレースになる予感が…さてどうなるか。

 

女子マラソンは土佐礼子と中村友梨香も出場しますが金は厳しいでしょう。土佐が届いて銅という感じか。実際去年の世界陸上でも金がヌデレバ、銀が周、銅が土佐という順当な結果におさまりました。

 

 

この二種目以外に可能性があるとしたら男子マラソンか。尾方剛、大崎悟史、佐藤敦之という三選手は皆力がありますし、特に尾方は条件さえ良ければ世界のトップを狙える実力を持っている。

 

世界記録保持者の生きる伝説ハイレゲブラセラシエ欠場というのも大きい。

 

 

ただゲブラセラシエが欠場してもアテネ金のステファンバルディーニや世界陸上で尾方に勝ったキベト、シャミ、ルートリン、アスメロンは全員出場してきます。

 

4強時代と言われる女子と違って男子は金を狙える選手が10人以上いるという群雄割拠。厳しい戦いになることは間違いありません。

 

 

個人的には室伏か野口のどちらか一人で金を確保してほしい。それ以外には澤野大地、醍醐直幸、池田久美子、為末大、成迫健児、末續慎吾、男子4×100リレーあたりではメダルの可能性があるかもしれません。ただ金は無理でしょう。

 

というわけで陸上では1。個人的には朝原宣治の最後の世界大会になるかもしれないのでなんとしても男子4継でメダルを!多分リレーでメダル獲れたら室伏や野口が金獲るよりも喜びますw

 

 

というわけで現在の合計は10個というところまできましたがちょっと長くなっちゃったので続きは次回。次回は主に団体種目を中心に予想していこうと思います。

 

 

 

 

 

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