北京五輪金メダル獲得数予想2

北京五輪金メダル獲得数予想2

北京五輪金メダル獲得数予想第二段。今日は主に団体種目を予想していきます

 

まずは団体の金メダルと言って一番に思い浮かべるのがアテネで28年ぶりに王座に返り咲いた男子体操団体!自分がアテネで最も感動したシーンは何を隠そうこのシーンです。今観ても感動しますよね。

 

http://jp.youtube.com/watch?v=NoGMdfo9Kb0&mode=related&search

 

しかし今大会はどうかと言うと…正直言って中国との差が開いてしまった。基礎的な価値点で中国は日本を上回っているので中国が普段通りの演技を行えば日本は追いつけない。

 

 

ただ中国が地元開催で逆に堅くなってくれればチャンスはあります。ただ体操は採点競技なのでホームタウンディシジョンもあるかもしれない。

 

日本もアテネの時に点が取れなかった床や跳馬でも内村航平や沖口誠ら若手の成長により点が稼げるようになっている。地力では中国に上回られていますがチャンスはあるでしょう。

 

団体以外にも個人総合の富田洋之、跳馬の沖口、鉄棒の富田、内村、鞍馬の鹿島丈博、平行棒の富田、内村あたりもメダルの可能性は十分にありそうだが金確実というのは…実はゼロ。体操では金メダル0の可能性もあるとみていい。

 

 

その他期待できる団体種目

 

続いて団体種目でメダルが狙えそうなのは女子ソフトボール。ただ前回、前々回と期待外れの銅。結局世界最強はアメリカという構図は変わっておらず番狂わせを起こさないと金は難しいと思われる。

 

先ほど考察した男女サッカーも届いて銅。久々に男女アベック出場となるバレーボールも同様。運がよくて銅といったところだろう。

 

 

近年ずっとメダル無しが続いていた卓球ですが今回は期待できそう。特に福原愛、福岡春菜、平野早矢香の三人を揃えてきた女子団体に水谷隼、岸川聖也、韓陽の三人で構成される男子団体はともに世界選手権で銅メダル。

 

北京でも十分にメダルを狙える。ただし中国の壁はやはり厚い。ホームアドバンテージを抜きにしても実力で劣る日本はまずはベスト4というのが現実的な目標になるだろう。

 

 

その他メダルが期待できる種目としてはなんだかんだで毎回メダルをとっていくセーリングや自転車種目に加え、高飛び込みの寺内健やトランポリンで世界ランク一位の上山容弘あたりにもチャンスはある。

 

ただどれも金確実とは言い難い。では日本は柔道、女子レス、陸上、水泳以外では金メダルを獲れないのか…。いや忘れてはならない種目が一つだけ残っている。

 

 

最後かもしれない野球で有終の美を

 

それは今大会が最後になるかもしれない野球である。毎回期待されつつも一度も金を獲れていない日本野球が世界王者としての意地、そして日本球界の意地もかけて悲願の五輪金メダルを獲得してほしい。

 

確かに不安要素は多い。まず昨年のアジア最終予選を突破する原動力となった投手陣の調子がイマイチあがってこない。特に先発三本柱のうち今確実に勝ちを計算できるのはダルビッシュ有くらいではないだろうか。

 

 

涌井秀章も成瀬善久も今の調子ではどうだろう…。個人的には岩隈久志を入れるべきだと思った。涌井や和田毅や杉内俊哉よりも確実に勝ちを計算できる選手だと思うのですが。

 

あとは渡辺俊介のような変則型の投手も一人くらい欲しかったし今の上原浩治に抑えを任せていいのかという不安も残る。さらには打線はキューバやアメリカのような破壊力がない…。

 

 

と挙げていけば不安要素だらけでキリがないのですがそれでも私は野球で絶対に金メダルを獲得してほしい。予選リーグではいきなりキューバとあたり最終戦ではアメリカ。

 

最初にキューバを叩いておけば勢いに乗って一気に行けると思うのですが。決勝トーナメントではまず1位と4位、2位と3位が当たるので出来れば予選は1位通過しておきたい。

 

予選を勝ち抜く立役者をバッサリ切ったサッカーとは対照的に調子が上がらなくても予選を勝ち抜く原動力となったメンバーをそのまま残した野球。これが吉と出るか凶と出るか…。とにかく最後に悲願の金メダルを期待します。

 

 

というわけで北京五輪の日本の金メダル獲得数予想は11ということで!

 

 

 

 

 

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