北京五輪開幕前サッカー特集

北京五輪開幕前サッカー特集

開会式前に行われる男女サッカーの予選ですが早速フラストレーションのたまる試合を二試合観るハメになってしまいましたね。

 

まずは女子!格下のNZ相手にドロー。いや追いついたことはそれなりに評価しますよ。ただそもそも勝った負けたの話ではなく勝つための気持ちが入っていなかったように見えるのが不満な点です。

 

日本より格上のアメリカとノルウェーとの試合を控えている状況でNZ相手には絶対に勝たなければいけなかった。その絶対勝つという気持ちが全然見えなかったのが本当に残念。

 

 

女子サッカーは全ての競技の中で一番最初に始まります。考えようによっては今後の日本チームの流れを左右する最初の一戦。その重大さをわかっていながらなぜ「私たちがすっきり勝って日本全体にいい流れを持ってこよう!」というようなプレーができなかったのか。

 

五輪という国際舞台の重要性を本当に理解していたのだろうか。何度も言いますが結果うんぬんよりも絶対に勝つという気合が足りなかったのが本当に残念。自分はうんざりしてしまって前半終了した時点でヘキサゴンを観ていましたw。

 

 

男子サッカーは力負け

 

さて今日の男子サッカー。負けはしたものの女子に比べて勝とうという気持ちがありありと伝わってきたところはよかった。ただやはり純粋に実力不足かなというのが正直なところ。

 

といってもアメリカよりいいサッカーをしていたのは確かです。ただ一回しかなかった決定的なチャンスを決めたアメリカと二回あった決定機を両方外した日本。世界で勝つために足りないものが何かわかりましたね。

 

 

やはり根本的な攻撃の形ができていなかったのが問題。サイドを崩すことまではいけるんです。その先がどうしようもない。とりあえず中央に放り込んでおけ、そうすりゃたまには入る、という次元の攻撃パターンしか持っていないように思いました。

 

もちろんたまには親善試合の豪州戦で見せたような素晴らしい流れからのゴールを生み出すこともできます。ただそのような得意のパス回しを封じられた時どうするか…。日本には打つ手がありませんでした。

 

 

結局タレントの問題な気がします。中心となってチームを引っ張っていく選手がいない。何より自分がチームを勝ちに導くんだという意識が足りない気がする。

 

そういう選手は絶対世界的プレーヤーになることができませんでした。決定的なチャンスを逃した森重真人や完全に置物と化してもはやアメリカのDFとしての働きしかできていなかった森本貴幸あたりにはもうちょっと高い意識を持ってほしい。

 

今の代表でこのような意識を持っていて今後とも成長して素晴らしい選手になりうるのは内田篤人、香川真司、本田圭佑くらいではないでしょうか。

 

 

私は以前の記事でメンバー選考に納得していないながらも

 

 

>もちろん批判ばかりしてても仕方ないので応援しますよ。本番で結果を残せばメンバーなんて誰を選ぼうがいいんです。ただ今回のメンバーで果たしてメダルに届くか…。実際問題厳しいでしょう。今大会の日本は個々の力では出場国中最弱クラスです。順当に考えれば予選全敗で敗退が濃厚。ですがもう決まったものはしょうがないのでただ応援するのみです。

 

 

ということを書きました。悲しいかな。これが現実になってしまいそうです。もちろんまだ可能性は残されているので残り二試合本当に頑張って欲しい。

 

いやーしかし柏木陽介とか梅崎司とか家長昭博あたりやOAに大久保嘉人とか遠藤保仁とか阿部勇樹とか中村俊輔あたりを加えた最強メンバーだったらメダルも狙えたのにな〜。本当に残念。

 

 

 

 

 

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