2010年W杯アジア三次予選 対オマーン代表戦(アウェー)の考察

2010年W杯アジア三次予選 対オマーン代表戦(アウェー)の考察

オマーン代表戦はドロー。本当に苦しい試合でした。メディアの報道では勝ちきれなかったなんて言ってますけどそれはとんでもない。

 

 

負けててもおかしくなかった、というか負ける確率の方がはるかに高かった展開を引き分けに持ち込めただけでも私的にはよかった(もちろん結果そのものに対して満足しているわけではありませんでした)

 

日本代表はもっとも与えてはいけない先取点を与えてしまった。先週のホームでの試合の時は日本代表が早い時間に点をとれたから日本代表の得意な展開に持ち込めて結果オマーン代表に何もさせなかった。

 

しかし今回はまったく同じことをオマーン代表にやられ完全にオマーン代表のサッカーに引きずり込まれていた。展開的にはまず間違いなく負けてた展開だった。

 

 

日本代表は攻めなければならないから体力を消耗する。オマーン代表は守ってカウンターを狙うだけいい。さらに日本は前がかりになってるからそのカウンターが何度も決定機を作り出す。

 

一点取れれば精神的に楽になるものの暑さとアウェーの雰囲気による集中力の乱れなのか決定機と決めきれない。それどころか守りでも確実な守りができない。前半は完全にオマーン代表が試合の主導権を握っていました。

 

 

勝負を分けた2つのPK

 

それがPKをとって追いつき(遠藤保仁のコロコロPKさすが!)ホッとしたのも束の間PKをとられ返される。しかしここで楢崎正剛が防いだ!

 

しかししかしその後大久保嘉人が退場するというまさにヒヤヒヤの連続。こんな展開だったらドローで安心させてくれただけでよかったというのが正直な心境でしょうw。

 

実際タイ代表相手にアウェーでも負けるとは思えないしバーレーン代表相手とはいえ今の日本代表がホームで負けるとも思えない。

 

 

このドローで三次予選突破はほぼ確実と言えます(もっとも選手が油断してもらっちゃ困りますがね)。ただ最終予選を確実に勝ちきるためには今日の試合で逆転するくらいの底力が必要になってくる。まだまだ先は長いですが頑張ってほしい。

 

 

 

 

 

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