サッカーロンドン五輪代表候補発表と本戦18人枠予想

サッカーロンドン五輪代表候補発表と本戦18人枠予想

ロンドン五輪のサッカー代表候補35人が発表されましたね。意外なOAの選出や香川真司が外れるなどありましたが、この35人から本戦18人が選ばれるわけです。

 

というわけで本戦18人が誰になるかを予想します。

 

 

まず大前提として五輪は枠が18人と非常に狭いです。そのうちキーパーが2人入るので、フィールドプレーヤーは16人。そのうちスタメンが10人ですから、フィールドプレーヤーの誰に怪我や出場停止があっても残りの6人で全ポジションを賄わなければなりません。

 

なのでユーティリティー性は選出の際にかなりウェイトが置かれるはずです。

 

 

この前提をご理解頂いたところで以下の予想に入ります。まずポジション別の枠ですが、十中八九このような枠になるはずです。

 

GK…2枠
CB…3枠
SB…3枠
DH…3枠
OH…5枠
CF…2枠

 

これで計18人。

 

まずGKは権田修一と林彰洋。これは議論の余地無しでしょう。A代表の第3GKを争うこの二人を五輪でも競わせようということでしょう。

 

おそらくスタメンは権田。権田と林に大きな実力の差は無いので予選で培った連携やフィールドプレイヤーの信頼、キャプテンシーから考えて権田ベンチ、林スタメンというのはちょっと考えられない。

 

 

ただ権田が出れない時に増田卓也や安藤駿介ではあまりにも不安。監督はそう考えて権田と競えるレベルの控えキーパーとして林を選んだのでしょう。

 

正直控えキーパーとして貴重なOA3枠使うのはどうかとも思うのですが、どちらにせよキーパーはこの二人で間違いない。

 

 

守備陣の選考

 

SB3枠はまず右SBは酒井宏樹でほぼ確実でしょう。徳永悠平は右もできますが酒井宏はA代表の右SB、徳永はA代表に入っていないので酒井宏を外して徳永を右というのはちょっと考えられない。

 

徳永はCBで使われるでしょう。もちろん徳永は右SBもできるので酒井宏に何かあったら徳永が右SBをやることも想定しているはず。

 

左SBは酒井高徳と比嘉祐介の争い。シュツットガルトのレギュラーとマリノスの控えという二人の比較なのでさすがに酒井高を選んでくれる・・・でしょうw。

 

残り一人のSBは右も左もできる吉田豊になるでしょう。比嘉も無くはないのですが吉田豊と比嘉を比べて比嘉のが明らかに勝っているというのでない限り左しかできない比嘉より右左両方できる吉田豊が選ばれるでしょう。

 

 

CB3枠は軸は吉田麻也。これは誰もが異論無いはず。そしてもう一人は前述した通り徳永。

 

最後の一人は鈴木大輔、濱田水輝、山村和也の争いになります。純粋にCBとしてみるなら鈴木が選ばれるでしょうが、先ほど述べたようにユーティリティー性考えるとCBしかできない鈴木、濱田よりCBとDHができる山村の方が優先度が高いように思われます。

 

まあ山村は「DHができる」というより「DHもできなくない」という感じですが・・・w。ただ徳永をボランチとしても考えているそうなので万が一の時は徳永をボランチにまわせるからCB3人目は鈴木になるということも十分考えられます。

 

 

中盤の選考

 

DH3枠は予選で活躍した扇原貴宏、山口蛍まではほぼ間違いない。残りの1枠を山本康裕、村松大輔、茨田陽生、米本拓司で争うことになります。

 

とりあえず茨田、米本はまず無いと思っていいでしょう。このチームでほとんどプレーしてないのでいまさら入ってくるということはさすがに考えにくい。

 

 

あとは山本か村松。山本はDHの他に右のアタッカー、村松はDHの他にCBもできます。ここは迷いどころですがトゥーロンでの安定感を見ると村松に軍配があがるかなと。

 

村松はボランチの控えかつCBの3人のうち2人が出れない時にスクランブルでCBに入る。とにかくCBは3人しかいないので2人同時に出場停止や怪我があったら詰みますw。そんなときにCBもできる村松が控えていると万が一を想定したときに心強い。

 

おそらく山口が出られない場合は扇原+村松、扇原が出られない時は山口+村松もしくは山口+山村になるのではないでしょうか。

 

OH5枠はまず右のアタッカーとして清武弘嗣は確定でしょう。ここは実力考えれば異論は無いはず。右、左、中央全部できる宇佐美貴史も外せない。おそらく宇佐美は中央で使われるでしょうが、万一の時に右や左に入っても十分機能します。

 

左は大津祐樹、宮市亮、高木善朗、斉藤学、原口元気がいる激戦区。ですが実績、実力考えて大津は入るでしょう。ユーティリティー性でも1トップに入れるというのは有利。

 

 

左は人材豊富なのでもう一人入るでしょう。おそらく途中出場でのジョーカー枠として宮市が入るのではないでしょうか。実力考えても妥当。一応右の控えとしても計算できますし。

 

ただ原口、斉藤、高木も中央や右はできなくもないです。監督が宮市より原口、斉藤、高木の誰かの方が戦力になると考えれば宮市が外れてこの3人のいずれかが選ばれることも考えられます。

 

 

清武、宇佐美、大津、宮市だとして最後の1枠はどうなるか。清武が一応中央としても計算できるとしてもやはり宇佐美が出れないときにトップ下の人材が不足しそうなんで東慶悟が入ってくるんじゃないでしょうか。

 

一応東は右もやれないことはない。本音はOAで林じゃなくてここに中村憲剛が欲しかったですが・・・w。中村憲は若手にチャンスをということで断ったんでしょうね。推測ですけど。

 

清武、宇佐美、大津、宮市、東であれば、

 

右…清武、東、(永井)
中央…宇佐美、東
左…大津、宮市

 

と一通りどのポジションが欠けても埋まります。

 

 

前線の選考

 

最後にCFの2枠。まず軸となるCFは大迫勇也か指宿洋史の比較になりますが、指宿がトゥーロンで結果を残せなかったことと大迫が予選で主軸として試合に出ていて連携に問題無いこと考えれば大迫がチョイスされると思われます。

 

あとは指宿か永井謙佑の比較(さすがにここにきて杉本健勇は無いでしょう)。指宿はタイプ的に大迫と被るので大迫スタメンとすると途中出場で効いてくるのはスピードのある永井。

 

加えてCFしかできない指宿に対して右のアタッカーもできる永井はアドバンテージとなる。

 

 

たとえば東と清武が出れないとき右の人材がいなくなって詰みますからね(宮市を右にまわすしかないですがジョーカー枠がいなくなる)。そんな時に永井を右として使えるのはかなり心強い。

 

なお永井を右のアタッカーとしても計算できるからこそボランチにはDHと右アタッカーができる山本よりもDHとCBができる村松を選ぶことができ、CBの不安要素が減るという隠れた効用がありますw。

 

 

18人最終予想

 

というわけで予想の18人は

 

権田

酒井宏
酒井高
吉田豊(or比嘉)
吉田麻
徳永
山村(or鈴木)
扇原
山口
村松(or山本)
清武
宇佐美
大津

宮市(or原口、斉藤、高木)

大迫(or指宿)
永井

 

というのが私の結論です。

 

 

 

 

 

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