バドミントン スディルマンカップ2021の見所
9/26からバドミントンのスディルマンカップが始まるので、その紹介と見所です。
スディルマンカップとは男女混合で争われる国別対抗戦。
男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5試合を行い、3勝した方が勝利という試合形式で行われます。
日本はこれまで準優勝が2回。決勝ではいずれも中国に敗れており、今大会は悲願の初優勝を目指します。
今大会の日本のメンバーはこちら。
男子
桃田賢斗(NTT東日本)
西本拳太(岐阜県協会)
保木卓朗(トナミ運輸)
小林優吾(トナミ運輸)
古賀輝(NTT東日本)
齋藤太一(NTT東日本)
渡辺勇大(日本ユニシス)
金子祐樹(日本ユニシス)
女子
奥原希望(太陽ホールディングス)
山口茜(再春館製薬所)
橋沙也加(日本ユニシス)
松本麻佑(北都銀行)
志田千陽(再春館製薬所)
松山奈未(再春館製薬所)
東野有紗(日本ユニシス)
松友美佐紀(日本ユニシス)
このメンバーを種目ごとに分けて、世界ランキングと共に記載すると以下の通りになります。
男子シングルス:桃田賢斗(1位)、西本拳太(16位)
女子シングルス:奥原希望(3位)、山口茜(5位)、橋沙也加(15位)
男子ダブルス:保木卓朗/小林優吾(16位)、古賀輝/齋藤太一(28位)
女子ダブルス:志田千陽/松山奈未(10位)
混合ダブルス:渡辺勇大/東野有紗(5位)、金子祐樹/松友美佐紀(19位)
五輪後に廣田が手術を行った女子ダブルスのフクヒロペア、怪我で選ばれなかったナガマツペアの永原、代表を引退した男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士、遠藤大由らが外れましたが、それ以外は各種目エース級のメンバーを揃えることができました。
男女ダブルス以外は1番手がランキング5位以内と優勝を狙える強いメンバーが揃っています。
続いて大会のレギュレーションですが、16チームが4つのリーグ戦に分かれ、各リーグ上位2チームが決勝トーナメントに進出します。
第2シードの日本は予選リーグ・グループDに入り、マレーシア、イングランド、エジプトと同組になります。
試合の日程は以下の通り。
予選リーグ
第1戦/9月27日 対エジプト(16:00)
第2戦/9月28日 対イングランド(22:00)
第3戦/9月30日 対マレーシア(22:00)
決勝トーナメント
準々決勝 10月1日(16:00、22:00)
準決勝 10月2日(16:00、22:00)
決勝 10月3日(19:00)
エジプト、イングランドは実力的に格下なので、各種目2番手メンバーも上手く投入しながら、1番手メンバーを温存しつつ戦いたい。
グループリーグ最大のライバルはマレーシアになります。
男子シングルスランキング8位のリー・ジージア、男子ダブルスにランキング8位のアーロン/ソウ、混合ダブルスにランキング8位のチャン/ゴーと世界ランク10位以内にいる種目が3つあり侮れない相手になります。
決勝トーナメントに進んだ先の最大のライバルはやはり中国か。世界ランキングだと男子シングルスが6位、女子シングルスが2位、男子ダブルスが4位、女子ダブルスが2位、混合ダブルスが1位と男子シングルス以外全て日本を上回っています。
果たして最強の中国を乗り越えて初の優勝を成し遂げることができるのか。
東京五輪からパリ五輪へと続く最初の国際大会であるスディルマンカップ。
東京五輪でバドミントンの魅力を知った方は是非、男女混合国別最強を決めるスディルマンカップにも注目してみてください。