2011年スポーツ重大ニュースベスト10

2011年スポーツ重大ニュースベスト10

大晦日ということで今年のスポーツ重大ニュースベスト10というものを決めてみようと思います。全て自分の独断と偏見です。

 

 

次点。世界水泳でソンヨウが最古の世界記録を破る。

 

男子1500m自由形でソンヨウが2001年に樹立された水泳史上最も古いグランドハケットの世界記録を破った。高速水着時代でさえ誰も超えることができなかった記録を高速水着禁止後に成し遂げてしまったというのが凄い。

 

 

第10位。CL決勝でバルセロナがマンUに3−1で快勝。

 

準決勝まであれほどの強さを見せ付けて勝ち進んできたマンUをパスサッカーで一蹴したことで、バルセロナが史上最強のサッカーチームと多くの人に認められた記念碑的な試合。その後バルサはCWCでも圧倒的な強さで頂点に立つ

 

 

第9位。U17W杯で日本がベスト8進出。

 

フランス、アルゼンチンという強豪と同居したグループリーグを堂々と1位で通過し、決勝T一回戦でもニュージーランドを6−0と無慈悲スコアで一蹴した。毎試合スタメンを変え、全選手を試合に出したことで、経験と結果を両立した点も素晴らしい。

 

 

第8位。柏がJ1優勝&CWC4位。

 

柏レイソルがJ2からの昇格一年目でJ1優勝を成し遂げるというJ史上初の快挙を成し遂げた。CWCでもオセアニア王者のオークランド、北中米カリブ海王者のモンテレイを破り、ベスト4に進出した。

 

 

第7位。チャリティーマッチでカズがゴール。

 

東日本大震災のチャリティーマッチは日本代表対J選抜という夢の対決となった。遠藤保仁、岡崎慎司のゴールで日本代表がリードするが、後半に途中出場したJ選抜のカズが1点を返す。このゴールは日本中に勇気を与えた。

 

 

第6位。世界陸上でジャマイカチームが4×100mリレーで世界新。

 

世界新がなかなかでなかった世界陸上。しかし最終種目となる4継で世界記録が誕生。ネスタカーター、マイケルフレイター、ヨハンブレイク、ウサインボルトという4人で、アサファパウエル抜きでも世界新を出す層の厚さを見せ付けた。

 

 

第5位。サッカー日韓戦で3−0勝利。

 

昔は韓国の方が強かった。J発足後は日本の方が強くなったとも言われていた。しかしそれを直接証明するものがなかった。この試合内容でも圧倒しての快勝は日本と韓国どっちが強い?という問いに対して明確に答えが出たメモリアルなゲームであると思う。

 

 

第4位。史上最多4度目のアジアカップ優勝。

 

地元カタール、韓国、豪州を立て続けに破って優勝。2000年以降に行われた4度のアジアカップで日本はそのうちの3度で優勝。アジア最強は日本であるということを世界中にアピールすることができた大会となった。

 

 

第3位。世界体操で内村航平が史上初の個人総合三連覇。

 

ネモフやヨウイといった往年のチャンピオンさえ成し遂げたことがない世界体操三連覇という快挙を初めて達成。床1位、鞍馬1位、吊り輪1位、跳馬3位、平行棒1位、鉄棒2位という成績で圧勝した。まさに史上最強の体操選手となった。

 

 

第2位。世界陸上で室伏広治が金メダル。

 

室伏広治にとって世陸では初めての金メダルを獲得。01年世陸での銀、03年世陸での銅と合わせて世陸では全ての色のメダルを獲得したことになる。今大会日本勢唯一のメダル、日本勢にとって97年世陸以来14年ぶりの金メダル獲得となったことも価値が高い。

 

 

第1位。なでしこジャパンが女子W杯優勝。

 

ドイツ、アメリカという強豪に勝って初優勝。男女合わせてもW杯で優勝経験がある国は11カ国しかない。日本はそのうちの1ヶ国に名を連ねた。澤穂希が得点王と大会最優秀選手の二冠を獲得。日本チームはフェアプレー賞も獲得した。

 

 

 

 

 

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