2014年スポーツ重大ニュースベスト10

2014年スポーツ重大ニュースベスト10

恒例となった今年のスポーツ重大ニュースベスト10です。

 

このランキングも今年で四年目。完全に個人的印象ですが私の基準として世界初とか何十年ぶりの快挙とか国際大会での大活躍など達成困難度が高いものほど上位にくる傾向にあります。

 

 

次点:スキージャンプ陣の活躍。高梨沙羅が13-14シーズンのW杯において2シーズン連続の総合優勝でシーズン勝利試合数記録も15勝と男女のW杯を通じて歴代最多。また葛西紀明も14-15シーズンのW杯三戦目で優勝し、自身の持つ最年長優勝記録を42歳5ヶ月に更新した。

 

 

10位:羽生結弦の活躍。13-14シーズンにてGPF、五輪、世界選手権の三冠を達成し、この記録は2001-2シーズンのロシアのヤグディン以来男女通じて二人目の快挙。また14-15シーズンのGPFでも優勝し主要国際大会四連覇。五輪金メダリストが翌年のGPFで優勝したのは史上初の快挙。

 

 

9位:逸ノ城の活躍。大相撲9月場所にて大関の稀勢の里、豪栄道、横綱の鶴竜を立て続けに破り新入幕にして13勝を挙げる。新入幕力士が横綱と二人の大関を倒したのは史上初。また新入幕で13勝をあげるのは最多タイ記録であった。

 

 

8位:リトルなでしこ世界一。U17女子W杯においてリトルなでしこが初の優勝。6戦全勝、得点は23、失点は1と圧倒的な強さでの初優勝であった。

 

 

7位:萩野公介がアジア大会MVP。アジア大会で金4個・銀1個・銅2個のメダルを獲得しMVPに選ばれた。特に中国のソンヨウ、韓国のパクテファンを破って金メダルを獲得した200m自由形は圧巻の泳ぎだった。またパンパシ水泳でもマイケルフェルプスに勝つなどシーズンを通して活躍。

 

 

6位:大谷翔平が10勝&10ホームラン達成。同一シーズンで2桁勝利と2桁本塁打は日本プロ野球史上初。またメジャーリーグと合わせてもベーブルース以来96年ぶりの快挙だった。

 

 

5位:ガンバ大阪がJ2から昇格一年目で三冠達成。Jリーグ、ナビスコカップ、天皇杯の三冠達成は2000年の鹿島アントラーズ以来14年ぶりの出来事。そしてただでさえ難しい三冠をJ2から昇格一年目でやってのけたというのはもちろん史上初の出来事。

 

 

4位:ブラジルW杯でドイツが優勝。これまで南米開催のW杯では必ず南米勢が優勝してきたが、ドイツがついにこのジンクスを打ち破った。ブラジル、アルゼンチンという南米の二大巨頭を倒して優勝したというメモリアルな大会であった。

 

 

3位:内村航平が体操世界選手権で5連覇を達成。内村以外の選手は3連覇すら誰も成し遂げたことがないのに内村は5連覇、五輪も含めれば主要国際大会6連覇という別次元の凄さ。また団体、種目別鉄棒でもメダルを獲得し、世界選手権通算メダル獲得数でも日本人歴代最多を更新した。

 

 

2位:錦織圭が全米オープンで準優勝。テニス4大大会において男子シングルスではアジア人初となるファイナリストになった。またATPツアーファイナルにもアジア人男子として初の出場を果たし、ベスト4まで勝ち上がった。

 

 

1位:ソチ五輪における日本勢の活躍。ソチ五輪で日本勢は金1、銀4、銅3と合計8個のメダルを獲得。これは過去三大会のバンクーバー、トリノ、ソルトレイクで日本が獲得したメダル数を全て足して今大会のメダル数に並ぶほどの飛躍ぶりであった。

 

また日本人男子として初めてフィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦、日本人最年少メダル獲得者であり日本スノーボード界初のメダル獲得となった平野歩夢、日本人最年長メダル獲得者となった葛西紀明、ノルディック複合20年ぶりのメダル獲得となった渡部暁斗など印象に残るメダルが多かった。

 

 

 

 

 

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