アジア大会 日本対ウズベキスタン戦の考察

アジア大会 日本対ウズベキスタン戦の考察

遂に予選リーグ最終戦のウズベキスタン戦が行われました!今まで二連勝できただけあって引き分けでも予選一位通過が決まるこの試合。

 

この試合の課題は負けないこと。実力が同じくらいの相手に対して1−0の勝ちや引き分けを確実に取る戦いをできるのかがポイントでした。

 

 

そして結果はPKの一点のみで1−0で勝ち。普通の人にとっては物足りない試合だったと思いますが攻撃でもいいチャンスを作ってましたし(ただ決められなかったのは課題でもある)相手の攻撃もこの試合はDF陣が落ち着いてさばけました。

 

今までのU−21最大の弱点と言われたガタガタの守備陣も今回は落ち着いてました。

 

 

ラフプレーで交代枠を使い切ってしまう

 

しかし気になったのは交代枠の三人を全員負傷退場枠に費やしてしまったこと。松井大輔、青木剛、鈴木啓太が相次いで相手のファールによって負傷させられてしまいました。

 

ちょっとウズベクのラフなタックルはいい気分はしませんね。中山悟志もいつかケガしそうなくらい削られていました。

 

 

しかも次はU−21世代のみに限ればアジア最強と言われる中国。更に中国は中四日で試合が出来ますが日本は中二日。ラフチャージで消耗した後に中二日での試合はコンディションが厳しいものがあります。

 

まあたいしたことないというケガの松井や交代枠で使い切ったために出場機会がなかった田中達也、今大会一度もフル出場していない阿部勇樹や前田遼一がいきなり使えることは不幸中の幸いですね(もっとも前田はケガ明けなので出るかはわかりません)。

 

 

A代表のメンバーも発表

 

そして今日ジャマイカ戦に望む日本代表も発表されました。山田暢久、名良橋晃らが入って市川大介、戸田和幸、本山雅志、新井場徹、吉原宏太、明神智和などが外れるという不可解な点もありました。

 

ただまあ海外組に高原直泰、松田直樹ら主軸になるべき選手は順当に選ばれたのでよしとしましょう。

 

前記した中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一、高原直泰、松田直樹はおそらくスタメン当確でしょうね。

 

 

 

 

 

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