2021卓球アジア選手権 団体戦結果

2021卓球アジア選手権 団体戦結果

2021卓球アジア選手権。団体戦の結果をまとめます。

 

 

・女子団体

 

準々決勝

 

日本 3-1 インド

 

佐藤瞳 3-0 Sreeja AKULA
芝田沙季 3-2 Archana Girish KAMATH
長ア美柚 2-3 サターシャ・ムケルジー〇
芝田沙季 3-2 Sreeja AKULA

 

1戦目ストレートで快勝した佐藤以外はいずれも接戦。

 

長崎は敗れたものの芝田がフルセットとなった試合を2試合とも勝利して突破しました。

 

 

準決勝

 

日本 3-0 香港

 

安藤みなみ 3-2 朱成竹
早田ひな 3-0 杜凱?
佐藤瞳 3-0 呉穎嵐

 

インド戦で接戦だった芝田と敗れた長崎を外して、前週のWTTスターコンテンダードーハで優勝した早田と前週ベスト4の安藤を投入。

 

初戦で安藤がフルセットの接戦を制すと、早田、佐藤がストレートで勝ちきり3-0で決勝進出を決めました。

 

 

決勝

 

日本 3-0 韓国

 

安藤みなみ 3-1 申裕斌
早田ひな 3-1 田志希
長ア美柚 3-0 リー・ジオン

 

 

決勝の相手は中国が参加していない今大会では最大のライバルと言われていた韓国。

 

韓国はエース格のシンユビン、チョンジヒを1試合目、2試合目に投入する選考逃げ切りのオーダーでした。

 

初戦は安藤対シンユビン。前週のWTTスターコンテンダードーハでもベスト8で当たってその時は安藤がフルセットで勝利。

 

今回もリベンジを許さずに勝ちきりました。

 

2戦目は早田とチョンジヒの両国エース対決。

 

こちらも前週のWTTスターコンテンダードーハで当たっておりフルセットで早田が勝利していましたが、今大会も同様に勝利。

 

そして3戦目は準々決勝で敗れていた長崎が登場。この日の長崎は好調で1セットも落とさずにストレート勝利。

 

ゲームカウント3-0と完勝で、女子日本は1974年大会以来47年ぶりにアジア選手権団体戦優勝という結果を残しました。

 

 

・男子団体

 

準々決勝

 

日本 3-0 カザフスタン

 

木造勇人 3-0 Alan KURMANGALIYEV
戸上隼輔 3-0 キリル・ゲラシメンコ
篠塚大登 3-0 Aidos KENZHIGULOV

 

 

相手は実績では格下のカザフスタン。

 

2戦目の相手のエース、ゲラシメンコだけは戸上より格上の相手でしたがここもストレートで勝ちきりました。

 

 

準決勝

 

日本 2-3 台湾

 

木造勇人 0-3 陳建安
戸上隼輔 3-0 黄彦誠
篠塚大登 1-3 馮翊新
木造勇人 3-1 黄彦誠
戸上隼輔 2-3 陳建安

 

 

日本はカザフスタン戦と同じメンバーで勝負しました。

 

1試合目の木造は東京五輪代表の陳建安に力の差を見せつけられて完敗。

 

2試合目の戸上は今大会団体戦における日本のエース格。ストレートで勝利して1−1のスコアに戻します。

 

その後、篠塚が敗れ、木造が勝利して迎えた最終5試合目。戸上と陳建安のエース対決。

 

フルセットの熱戦となりましたが、惜しくも敗れ準決勝敗退となりました。

 

日本は五輪組抜きでのメンバーとなりましたが、台湾も東京五輪に出場したエース格の林ホ儒は今大会欠場し、荘智淵も温存されました。

 

その中で東京五輪組の中では台湾3番手だった陳建安に2本取られてしまったのはまだまだ国際大会の経験が足りないということでしょう。

 

 

卓球アジア選手権はこの後、個人戦も始まっています。

 

個人戦も引き続き頑張って欲しいですね。

 

 

 

 

 

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