2005年世界陸上六日目

2005年世界陸上六日目

メダルを期待された澤野大地ですが残念ながら八位。やっぱり風ですね。あの風ではたまたま自分の時にいい風がきた人有利みたいな展開だったので「澤野の時にいい風が来ていれば・・・」と思うとやっぱり残念です。

 

5m65を飛んでれば銅メダルは取れてたんだよな・・・。

 

そして優勝したのはオランダのブロム。この人三回体がバーに触れてたのに一度も落とさなかったという奇跡の男!風の状況も合わせてああいう展開では運を味方につけたものが勝つ。優勝を引き寄せたブロムは凄かったですね。

 

 

男子200mはジャスティンガトリンが二冠達成。強いですねガトリン。てかアメリカが強い!1,2,3,4フィニッシュって・・・。

 

まあフランシスオビクウェルが予選の段階から棄権してウサインボルトが決勝で足痛めた時点でアメリカ勢に勝てる選手はいませんでしたね。

 

これでガトリンは三冠確実でしょう。バトンを落とさない限りアメリカリレー陣が負ける事は絶対にありえません。

 

 

女子100ハードル決勝はアテネ王者のフェリシエンが準決勝で落ちてダントツ優勝候補だと思われたジョアンナヘイズがなんとまさかの転倒!これがあるからこの競技はわからない。

 

結局優勝したのは同じアメリカのミッシェルペリー。

 

また女子200準決勝はベロニカキャンベル、アリソンフェリックスの二強に100の銅メダリストのクリスティーンアーロンなどの強豪が順調に決勝進出。アリソンフェリックスに期待したいけどなんかキャンベルがやっぱり勝ちそうです。

 

 

男子110ハードル準決勝はシドニー金のアニエルガルシアは予選で落ちたもののアテネ金の劉翔にトランメル、アーノルド、アレンジョンソンらアメリカ陣は順当に決勝進出。

 

走りを観る限りトランメルが調子良さそうですけどトランメルは銀メダルコレクターですからね。トランメルの銀パワーが炸裂する事を予想するとやっぱり優勝はアレンジョンソン、二位がトランメル、三位劉翔といったところでしょうか。

 

劉翔はなんかアテネの時より走りにキレが無い。調子が悪いふりして勝ってくのが中国選手の特徴なんで正直わからないですけど・・・。

 

 

今日の見所

 

さて今日の見所としてはまず女子200の決勝。上記したとおりアリソンフェリックス対ベロニカキャンベル対クリスティーンアーロンの三強対決に注目。

 

男子400も決勝。MJの弟子ジェレミーウォーリナーを初めウィリアムソン、ロックらアメリカ勢、ジャマイカのシンプソン、カナダのクリストファーあたりが激しいメダル争いを繰り広げるでしょう。

 

 

男子110ハードルも決勝。こちらも先ほど書きましたが劉翔対アメリカ勢の争いになるでしょう。また女子ハンマー投げ、女子棒高跳びと世界記録が期待される二競技も決勝。

 

特に女子棒高跳びはいよいよ登場イシンバエワ!風に邪魔されなければ世界記録も十分ありえるでしょう。

 

 

そして男女共4×100リレーも予選スタート。男子は朝原宣治と末續慎吾が一緒のチームで走る最後のリレーかもしれません。男子はメダルも狙えます!

 

現時点ではアメリカ最強、2,3,4,5番手争いは混戦で日本もこの混戦の中にいます。女子はとりあえず予選を頑張って抜けて欲しい。あとはアメリカがバトンを落とすかどうか注目ですねw。

 

 

 

 

 

関連ページ

2005年世界陸上ヘルシンキ最終日
女子マラソン日本は負け。ラドクリフについていったのが原さんだけでしたからね。他の四人もせめてヌデレバマークで第二集団にはつくべきだったと思います。これで四大会連続個人メダル&四大会連続団体金メダルも途切れてしまいました・・・。ラドクリフ、ヌデレバは強かった・・・。
2005年世界陸上八日目
八日目は見事男子マラソンで尾方が銅メダルを獲得!自分は高岡をさんざん優勝候補に推してきましたが尾方やってくれましたね。二年前の12位を覚えているので嬉しい。男子は01エドモントン、03パリ、04アテネと三回連続で油谷の五位が最高ですからね?。いよいよ男子マラソン復活か!?高岡も四位とよく頑張りました。
2005年世界陸上七日目
女子棒高跳びでイシンバエワが世界新で金メダル!いやーホントに凄い。さすがワールドレコードアーティスト。実は大会前に「今大会はフィールド種目で世界新がみたいな」と思ってました。なぜならセビリアの伝説と呼ばれるMJの400以来6年間世界陸上のフィールド種目では世界新出てないんですよね。だからそろそろ観たかった。
2005年世界陸上五日目
さて世界陸上もいよいよ中盤に差し掛かってきました。今日も悪天候は変わらず世界新が期待されたイシンバエワが出場する女子棒高跳びは延期。まああの風じゃ世界新は絶対出ないですし大会運営サイドが選手にとってやりやすいように延期してくれたと前向きに考えましょう。
2005年世界陸上四日目
為末大見事に銅メダル獲得!いやー凄い!しかもカーロンクレメントに勝っての銅!四年前も取ってますが今大会は重みが違いますね。織田さんも言ってましたがサンチェス、カーロンクレメント、カーター、バーションジャクションなどが相手だったので正直メダル取れるとは思って無かったです。
2005年世界陸上三日目
女子100はローリンウイリアムズですか!アテネ銀のウイリアムズですが今大会ちょっと調子悪いように見えたんでどうかな?と思ったんですが決勝で合わせてきましたね。三強と言われていたキャンベル、アーロン、スターラップは2,3,4位。スタートがよかったスターラップが勝ったと思ったんですけどね。しかしウイリアムズはまだ21歳ですし先が楽しみですね。
2005年世界陸上二日目
100はガトリン!途中まではスタートがよかったスコットがちょっと出てたんですが終盤ガトリン伸びましたね。オビクウェルも後半伸びてきたが届かず。そして二次予選最下位通過のキムコリンズ三位ですか!他の選手とは違って「筋力トレーニングは絶対にしない」という主義の天然系スプリンターキムコリンズ。
2005年世界陸上初日
世界陸上開幕!初日の感想としてはちょっと波瀾含み?って感じな展開ですね。女子三段跳びではアテネ金のカメルーンのボンゴ欠場で圧倒的優勝候補と予想されていたレベデワが決勝進出12人中かろうじて11番目で通過。
2005年世界陸上直前特集2
さて昨日に引き続き世界陸上特集を。今日は短距離以外の種目の見所と有力選手をばーっと紹介します。 男子長距離トラック種目(5000、10000m)ではエチオピア勢三人の強さに注目。
2005年世界陸上直前特集1
今日は直前特集という事で見所をたっぷり紹介したいと思います。まず注目種目としてはやっぱり花形種目の男子100m。この種目今大会は特に面白いですよ!まずはつい最近ティムモンゴメリの持つ従来の世界新記録を0,01上回る9,77という世界新記録を出したジャマイカのアサファパウエル。