2005年世界陸上ヘルシンキ最終日

2005年世界陸上ヘルシンキ最終日

女子マラソン日本は負け。ラドクリフについていったのが原裕美子さんだけでしたからね。他の四人もせめてヌデレバマークで第二集団にはつくべきだったと思います。

 

これで四大会連続個人メダル&四大会連続団体金メダルも途切れてしまいました・・・。ポーララドクリフ、キャサリンヌデレバは強かった・・・。

 

やっぱりあのようなスピードレースになってしまうと持ちタイムの悪い日本は不利ですよね。粘るレースになれば日本勢は強いんですけど。

 

 

ラドクリフ、ヌデレバらにスピードレースで勝つには持ちタイムが2時間20分切ってなきゃ厳しいでしょうね。ちなみに日本で19分台を出しているのは渋井陽子と高橋尚子の二人だけ。

 

今後ラドクリフヌデレバの二強時代になって日本はまったく相手にされないんじゃないかと本気で心配しています・・・。

 

とにかく二年後は個人でのメダル&団体金メダルを取り返してほしい!日本の夏はきついからラドクリフにとっては苦手な環境になるはず!かな?w

 

 

リレーで失敗するアメリカの伝統芸

 

マイルリレーは女子でアメリカが予選の時にインレーンの線を踏んでいたという事でなんと失格!二番手候補だったロシアが圧勝しました。

 

アメリカはこれでリレー四種目のうち二種目失格ですか・・・。まあアメリカらしいというかなんというかw。男子の方は世界記録は出なかったものの終始アメリカがリードして勝利。ジェレミーウォーリナーはやっぱり強かった。

 

 

男子800はやっぱり強かったラシドラムジ!800と1500の二冠は世界陸上では初めて。偉大な記録だと思います。しかし二位のボルザコフスキーもよく追い上げました。三位はケニアのヤンボイ。ブンゲイ、サイドゲルニはメダルに届きませんでした。

 

また女子1500はロシアのトマショワが勝利。やっぱりロシアは強かった。

 

 

男子5000はキプチョゲ、ベケレの二強をおさえケニアのリモが金メダル。そういえば昨日ベケレの事を「10000で勝った」と書きましたがこの5000に出てたベケレは10000で勝ったベケレの弟でしたね。失礼しました。

 

男子走り高跳びは圧倒的優勝候補と書いたステファンホルムがまさかのメダル無し。ウクライナのクリマレンコが勝ちました。

 

 

また女子やり投げではキューバのメネンデスが世界新で優勝!これには驚きました。99年のMJ以来世界記録が出なかったり出ても競歩だけだったりを繰り返してたんですが今大会は実に三個の世界記録が誕生!

 

これでヘルシンキ世界陸上は全競技が終了。たくさん世界記録が出たり為末大や尾方剛がメダルを取ったりいい大会でしたね。

 

 

 

 

 

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