トリノ五輪七日目
やっぱり日本は呪われてるんじゃないか？そう言いたくなるような結果が続いてますね。女子スピードスケートパシュートは三位決定戦でも負けて四位。リードしてたのに転ぶなんて・・・。
これでスピードスケートは及川佑、岡崎朋美、パシュートいずれも四位。
開幕前にスピードスケート連盟かどっかがスピードスケートでのメダル獲得目標は色に関係無く三個と言ってましたがある意味その見通しは正しかったとは言えますよね。ただいずれもあと一歩だった・・・。
よく「マスコミはメダルメダル連呼してるけどメダルだけが五輪の価値ではない」という人いますよね。確かに一利あるんですがやっぱりメダルを取るか取らないかでは凄く違う。
まず日本国内での盛りあがりがまったく違う。メダルを取ればメディアにも露出しまくったりで認知度も上がると思うんですが四位だったら「惜しくも取れませんでした」と報道されるだけになってしまう。
そして何と言っても海外に与える印象。やっぱり日本が活躍するには世界の選手に「日本は強敵だ」と思わせなきゃ厳しいと思うんですよね。羽生さんが「将棋で一番強い人は周りの棋士に一番強いと思われてる人」ということを言ってましたがまさにそんな感じ。
例えば男子500で四位に入った及川佑も開幕中は海外の人でも「日本のOikawaという選手は四位で惜しかったな」と覚えているかもしれない。しかし三ヶ月後にはもう忘れてるでしょう。
しかし長野で金、ソルトレイクで銀を取ったShimizuという名はずっと覚えられている。現に自分もソルトレイクで金を取ったフィッツランドルフという名は四年間忘れませんでしたが四位の選手は誰だった？と言われるともうどこの国の人かも覚えてません。
だからやっぱりメダルというのは非常に重要な意味を持つと思うんです。そういうわけで自分もメダルメダル言い続けてるんですけどね。
フィギアの高橋大輔も順位を落として八位。まあメダルのために攻めていってミスが出たのだからもうこれはしょうがないと割り切るしかない。安全にいって五位のままでいるよりメダルか八位かという勝負をしてほしいですし。
実際ミスなく演技してれば三位には入れそうでしたよね。ただプルシェンコ、ステファンランビエールは強いから三位を目指せと言ってきて本当に1，2位がこの二人だったのは流石と言うしかない。
ノルディック複合も六位。いやジャンプから一位順位を落としはしましたけどメダルは無理なんていってすいませんでした。一度はフィンランドを抜いて三位に立ってたしエース高橋大斗の調子が万全だったら十分可能性あったじゃないですか！
ただそこで三位から六位までの差を分けたのが走力の差でしたね。
もっと言えば畠山陽輔とマンニネンの差。日本もマンニネンクラスとはいかないまでも小林範仁と双璧をなすくらいの走力を持ち、かつジャンプもそつなく飛べるような選手がもう一人くらい欲しかったですね。
この種目は一度荻原兄弟引退で底を打った時期を通り越して上昇ムードにあるので新エースの出現を四年後までに期待したい。
今日の見所
さて今日の注目種目は女子のスノーボードクロスがありますね。千村格も転倒してなければ上位争いに絡めたのでこの種目は何が起こるかわからない。日本勢も上位が狙えるかもしれません。
あとはジャンプのラージヒルの予選もあります。ここはしっかり予選を通過しておいて欲しい。今日は比較的地味な種目が多くメダルが狙えそうな競技もありませんが日本勢の活躍に期待したいですね。
追記：スケルトンの越和宏も今日でしたね。ソルトレイクの時はメダルも期待されていながら平凡な成績に終わってしまったんで今大会は頑張って欲しいです。
今日唯一のメダル候補種目かもしれませんｗ。今日もライブでは観れないんですが朝起きたら吉報が届いてることを期待しましょう。
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