北京五輪考察4(水泳、柔道、野球、フェンシング、…etc)

北京五輪考察4(水泳、柔道、野球、フェンシング、…etc)

まずは水泳。男子200バタで松田丈志が銅メダル獲得!準決勝は2位通過していたので期待していたのですが本当にメダルを獲ってくれるのはお見事。また1位は当然のようにマイケルフェルプスが世界新記録を叩き出して4冠。

 

その後行われた男子800フリーリレーでアメリカが従来の世界記録を4秒近く縮める驚異的な世界新記録で優勝。フェルプスあっさり5冠。

 

 

いやーフェルプス本当に強すぎる。昨日の日記のコメント欄でも語ったのですが今回の5冠は全て世界新記録を出しての優勝。夢の8冠まで残り3種目。残すは200個人メドレーと100バタ、そして4×100メドレーリレー。

 

この中で200個人メドレーはほぼ確実に優勝&世界新を出せるでしょう。ちょっと危ういのが100バタか。この種目の世界記録保持者はフェルプスではなくイアンクロッカー。そしてアテネの時もクロッカーに敗れています。

 

 

メドレーリレーでは昨年の世界水泳で引継ぎ違反で失格。

 

おそらくピアソル、ハンセン、クロッカー、フェルプス(フェルプスを自由形で起用)かピアソル、ハンセン、フェルプス、レザクorバンダーカーイ(フェルプスをバタフライで起用)という布陣になると思いますがどちらにせよ優勝&世界記録が濃厚。

 

つまり100バタさえ乗り切れば8冠はほぼ確実という状況なわけですね。ここは100バタでもクロッカーの世界記録を更新して8冠全て世界記録更新という完全優勝を見てみたい!

 

 

上野雅恵が二連覇達成

 

続いて柔道ですが上野雅恵が見事アテネに続く二連覇達成!しかも全試合オール一本勝ち。本当に強さを見せ付けましたね。

 

私は昨年の世界柔道での惨敗を見ていたので今回金をとった内芝正人や谷本歩実、上野雅恵にはあまり期待できないかもしれないと思っていました。どちらかというと平岡拓晃や石井慧のような新星の方が金メダルの確率は高いと。

 

 

しかしその考えは間違っていたと見事に思い知らされましたね。彼らには前回優勝した経験とプライドがあった。それらを軽視していた私は完全に見誤っていましたね。

 

今日で柔道の金は3つ目!自分の予想は4だったのでこれはいけそうな気がしてきました。どうせなら5個くらい獲っちゃえw。なお前回銀の泉浩にも期待していたのですが残念ながら二回戦負け。男子中量級はホント五輪では鬼門ですね。

 

 

野球も開幕

 

野球も今日開幕。星野ジャパン初戦の相手はいきなり優勝候補のキューバ。ここで叩いて勢いに乗りたかったのですが…。

 

まずはダルビッシュ有の安定感のなさ。不調とまではいきませんでしたが常にボールが先行し毎回チャンスを作られる苦しい戦いを強いられていました。

 

二番手の成瀬善久、三番手の田中将大、四番手の藤川球児はほぼ完璧なピッチングなだけにエースの出来の悪さが悔やまれる。

 

 

そして攻撃面ではチャンスを潰しすぎ。チャンスは作るもののバントミスやゲッツーで潰れたのが何回あったことか。というかもっとバントしようよw。ノーアウトでランナーが出たらバントして確実に2塁に進めて1点を狙いに行くべきでしょう。

 

それが打ちにいってゲッツーというケースが多かった。はっきり言って確実にバントを決めていれば勝てた試合でしたね。それと主砲の新井貴浩やキャプテンの宮本慎也がブレーキになっていたのも悔やまれる。

 

 

まあ終わった試合はもう仕方ない。キューバには決勝トーナメントにリベンジしてもらうとして今後のローテーションはどうなるか。

 

先発枠はダルビッシュ有、和田毅、涌井秀章、成瀬善久あたりを回していくことになるでしょう。今日はダルで韓国戦はおそらく和田と予想される。ということは明日の台湾戦が涌井でオランダ戦は…今日成瀬を中継ぎで使ってしまったから川上憲伸か?

 

対キューバ ダル
対台湾   涌井
対オランダ 川上
対韓国   和田

 

ときて5戦目はローテ的にはダルがくるのですがここでダルを使ってしまうと決勝トーナメント一回戦で投げさせることはできない。ここはリリーフ待機としておそらくカナダ戦は成瀬がくるのだろうか。そしたら

 

対カナダ  成瀬
対中国   涌井
対アメリカ 川上

 

 

準決勝 ダル
決勝  和田

 

となるのかな?決勝の和田と予選アメリカ戦の川上がちょっと不安でしょうか。今日韓国がアメリカに勝ったため展開的には1位キューバ、2,3位日本、韓国、4位アメリカという展開が理想。

 

そうすれば準決勝でダルを韓国にぶつけられて有利に試合を運べそう。逆にもし準決勝でキューバと当たってしまったらすでに今日打たれているダルはちょっと使いづらい。この場合逆に準決勝が和田で決勝がダルになるのかな。これもちょっと不安だなー。

 

まあとにかく今は一戦一戦勝っていくことが大事です。できればアメリカ戦まで全勝でいきたい!

 

 

さて続きましてフェンシング男子フルーレで太田雄貴が見事銀メダル!いやーノーマークでしたw。野球を観てたら速報が流れてきてびっくりしましたよw。フェンシングでの日本勢のメダルは初めて。素晴らしいと思います。

 

体操女子団体決勝は予想以上の健闘を見せて5位。

 

 

女子バドミントンダブルスの末綱聡子、前田美順組のスエマエペアは残念ながら韓国ペアに敗れて3位決定戦へ。いやー世界ランク一位の中国ペアに勝ったのですからその勢いのままいってほしかったのですが…。気を取り直して銅メダルを目指してほしい。

 

反町ジャパンは3戦全敗で予選敗退。当たりたくなかった予想が当たってしまいました。まあもういいです。柏木陽介、梅崎司、家長昭博、水野晃樹…将来期待してるぞw

 

男子バレーはブルガリアに負け。女子バレーと女子ソフトボールは今やっているはずなのですがチャンネル権を妹に奪われたため観てませんw。多分明日結果はお伝えします。

 

 

明日の見所

 

さて明日の見所です。

 

まずはなんといっても北島康介の200平決勝!準決勝はオリンピックレコードを出して1位通過。本来の泳ぎを見せてくれれば敵はいないはず。世界記録狙ってほしいですね。

 

そして水泳の後は男子体操個人総合決勝。富田洋之、内村航平が中国の楊威やドイツのファビアンハンビュッフェンらとメダルを争います。

 

正直実力的には楊威が抜けているのですが個人総合は団体以上に一つのミスが致命傷となります。金を獲る確率は団体よりも高いのではないかと自分は思っているのですがいかがでしょうか。

 

体操の後は卓球の団体も行われるはずです。男女ともメダルを目指している日本は着実に上に進むことができるのか。

 

 

そして柔道では世界最強の男と呼び声高い鈴木桂治が登場。本来の実力を出し切れば日本柔道界で最も金メダルに近い選手であることは間違い無い。

 

しかしこの階級はアテネでも金メダル最有力候補だった井上康生が敗れるという波乱が起きてしまっているので一筋縄ではいかないでしょう。

 

女子では中澤さえが出場。この階級は前回のアテネで阿武教子が金メダルを獲っているのですが中澤もそれに続くことができるか。

 

 

団体種目では野球が台湾と、ソフトボールがオランダと、男子バレーが中国と対戦します。今大会あまりパッとしない団体種目ですが明日は力関係的に勝てる相手ばかりなので今度はすっきり勝ってほしいところですね。明日も日本勢を応援しましょう。

 

 

 

 

 

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