2013年世界体操アントワープ メダル獲得数予想

2013年世界体操アントワープ メダル獲得数予想

さて世界体操が開幕しましたので日本勢のメダル獲得数予想をしようと思います。

 

昨日すでに予選一日目が終わっているのでその結果を反映させている時点で純粋な予想ではなくなってしまっていますが、まあ見所紹介という目的もありますので気楽に読んで頂ければと思います。

 

 

まずはなんと言っても個人総合の内村航平。相変わらずぶっちぎりの強さで予選は91.924と彼以外は誰も到達できないハイスコアを出してぶっちぎりのトップ。

 

二位のミクラクは89.532と2点以上の大差をつけています。まだ予選二日目がありますが、内村の予選一位通過はまず間違いなく、決勝も普通にやれば金メダル確実です。

 

 

予選上位六人のトップグループ一班は決勝の演技順が床→あん馬→吊り輪→跳馬→平行棒→鉄棒という順番になります。内村に不安要素があるとすればあん馬と鉄棒での落下。

 

それ以外の種目で大過失は考えにくいのでこの二種目を無難に乗り切れるかどうかに個人総合四連覇がかかっています。

 

 

一つの山場があん馬。二種目めのここで無難に演技できれば、その後の種目では突っ走って最終種目の鉄棒ではすでに他選手をぶっちぎっていることが予想されます。ここまでくれば鉄棒では難度構成を落としても金メダルは取れるはず。

 

つまりあん馬でミスさえしなければ内村の金メダルはほぼ間違いないということですね。とにかくあん馬を無事に乗り切れるよう祈りましょうw。

 

 

また内村以外の個人総合メダル争いは90点前後の争いになるでしょう。加藤凌平もメダル争いをする一人です。ライバルはアメリカのミクラク、ドイツのファビアンハンビュッフェンや中国勢の二人でしょうか。

 

ウクライナのオレグヴェルニャエフやロシアのデニスアブリャジン、ククセンコフ、イギリスのマックスウィトロックあたりもメダル争いに絡みそうだと思っていましたが予選一日目の結果を見る限りあまり調子が良くないみたいなので加藤のメダルチャンスもかなり大きいのではないかと予想します。

 

 

床は白井の金メダルに期待

 

そして種目別の床では高校生の白井健三が16.233という異次元の得点を出してトップ。現時点で床の二位は内村ですが内村の得点は15.333なので約1点近く差をつけて一位です。

 

ロンドン金メダリストのズーカイは出ていませんし白井の予選の演技の安定感を見る限り大過失が起こる可能性も低そうだったのでこの種目での白井の金メダルはかなり高いように思えます。

 

 

あとは二位の内村にも当然メダルの期待がかかりますが、加藤が内村の得点を上回る可能性があります。種目別決勝は一カ国につき二人までと決められているので加藤が内村の得点を超えた場合は白井と加藤が決勝進出ということになります。

 

個人的には内村が残った方がメダルの可能性は高いと思っていますが、加藤が残っても十分メダルは期待できると思うので、床でも個人総合と同じく日本人の複数表彰台に期待したいところです。

 

 

種目別鉄棒も有力

 

次に期待できそうなのが種目別鉄棒。こちらも内村が15.658でトップ。ロンドン五輪では予選のコールマンで落下して決勝には残れなかったので、是非今大会では内村に鉄棒でのメダルも獲得して欲しい。

 

ライバルは二位、三位につけるハンビュッフェンとユプケゾンダーランドでしょう。ゾンダーランドはロンドン金メダリスト、ハンビュッフェンはロンドン五輪銀メダリスト。この二人も相変わらず強いです。

 

 

今年に入ってルール改正があって離れ技+離れ技という連続技で加点が取れる選手が有利になりました。

 

そういった意味では昨年のロンドン五輪でカッシーナ+コバチ+コールマンという異次元な離れ技を披露して16.533というハイスコアで優勝したゾンダーランドが圧倒的有利かなと思いましたが予選の得点は15.433。難度を落としていましたね。

 

決勝では昨年のロンドン五輪をさらに上回るカッシーナ+コバチ+コールマン+ゲイロード2という四連続離れ技をやるという噂もあるので楽しみにしています。ゾンダーランドがこの構成を通して内村に勝ったとしてもむしろ清々しいですわw。

 

 

もちろん内村のメダル獲得には大いに期待しつつトップ選手の素晴らしい演技を楽しみたいですね。

 

 

さて残りの種目を見ていきますとあん馬では亀山耕平が予選15.4で現時点6位。この種目の優勝候補はクリスティアンベルキとブスナーリでしょう。亀山は決勝に残れるか際どい位置にいますが、もし残れれば銅メダル争いに絡むチャンスはあると思います。

 

 

吊り輪は山室光史が予選15.500で現時点五位。この種目はやはりロンドン金メダリストのザネッティが強いでしょうか。

 

ザネッティは今晩登場しますが、現時点で一位、二位にいるアメリカのウィン、ロシアのバランディンも安定感がある。山室にもメダルチャンスはありますが、厳しい戦いになりそうです。

 

 

跳馬では白井が新技のユルチェンコ三回捻りを決めて14.916と現時点四位にいますが、D6.0と二本揃えないと厳しいこの種目で白井はD6.0とD5.6という難度なのでメダルとなると厳しいか。

 

アブリャジン、ラディビロフといったメダル候補が予選で失敗して決勝に残れないので白井も二本きっちり揃えればチャンスがあるかもしれませんがあまり期待しすぎないで見た方がいいと思います。

 

 

平行棒は田中和仁がノーミスならメダルのチャンスもあったと思いますが予選でミスしてしまいましたね。内村が現在八位ですが今晩の予選二日目で上回る選手がおそらく出てくるでしょう。平行棒のメダルは期待できません。

 

 

予想まとめ

 

というわけで最終的に予想をまとめると個人総合と床で合わせて3、鉄棒で1の合計4個という予想でどうでしょう。

 

個人総合、金・・・内村
個人総合、銅・・・加藤
床、金・・・白井
鉄棒、銀・・・内村

 

 

こんな感じの予想をしてみます。今年は世界水泳と世界陸上のメダル数もドンピシャで的中させているので今大会も当てたいですねw。

 

 

 

 

 

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