世界陸上ドーハ 全日程と見所
世界陸上ドーハ大会の日程と見所を紹介します。
カタールの首都、ドーハと日本の時差は6時間。
日本の夜中から明け方にかけての競技日程になります。
仕事をしている方などは特にどの種目を観て、どこのタイミングで寝るかというのを真剣に考える必要がありそうです。
大会初日 9/27(金)〜9/28(土)
22:30 男子走幅跳 予選
22:35 男子100m 予備予選
22:40 女子ハンマー投 予選
23:10 女子800m 予選
23:30 女子棒高跳 予選
0:05 男子100m 予選
0:10 女子ハンマー投 予選
0:40 女子走高跳 予選
1:00 女子3000m障害物 予選
1:25 男子三段跳 予選
1:55 男子5000m 予選
2:30 男子400mハードル 予選
5:59 女子マラソン 決勝
初日はいきなり男子100mの予選がスタート。
日本勢のサニブラウンアブデルハキーム、小池祐貴、桐生祥秀の三人はまずは確実に予選を通過したい。
また女子マラソンも初日。
MGC組は出場しないが、中野円花、谷本観月、池満綾乃の三人が入賞を狙う。
休み前なので観れる方は全部観るのをオススメ。
寝たい方は男子100mを観た後に寝て、早起きして女子マラソンを観るのが良いかもしれない。
大会二日目 9/28(土)〜9/29(日)
22:15 男子円盤投 予選
22:30 女子100m 予選
23:05 男子800m 予選
23:30 男子棒高跳 予選
23:45 男子円盤投 予選
0:05 男子400mハードル 準決勝
0:45 男子100m 準決勝
1:15 女子800m 準決勝
1:25 女子ハンマー投 決勝
2:00 男女混合4×400mリレー 予選
2:40 男子走幅跳 決勝
3:10 女子10000m 決勝
4:15 男子100m 決勝
5:30 男子50km競歩 決勝
5:30 女子50km競歩 決勝
男子棒高跳の予選では江島雅紀と沢野大地が決勝進出を目指す。
男子400mハードル準決勝では安部孝駿が決勝進出を狙う。
男子走幅跳では今季日本記録を更新した橋岡優輝と城山正太郎も入賞候補。
そしてなんといっても男子100mの準決勝&決勝。
サニブラウンは決勝進出、そしてあわよくばメダルの可能性もある。
さらに男女50km競歩も決勝。
男子の勝木隼人、野田明宏、鈴木雄介は三人ともメダルを争う実力はある。
そして女子の渕瀬真寿美もメダルの可能性はあるだろう。
おそらく日本勢初メダルはこの日になるか。
土曜の夜から日曜の朝にかけてなので翌日を気にせず観ることができるはず。
この日は徹夜で全て観るのを強くオススメする。
大会三日目 9/29(日)〜9/30(月)
翌2:05 男子200m 予選
2:40 女子棒高跳 決勝
3:20 女子100m 準決勝
3:45 男子三段跳 決勝
3:55 男子800m 準決勝
4:35 男女混合4×400mリレー 決勝
5:20 女子100m 決勝
5:30 女子20km競歩 決勝
この日は男子200m予選から始まる。
サニブラウンアブデルハキームの欠場が発表されたが、小池祐貴はまずは着実に予選を通過したい。
そして女子100mも準決勝と決勝。
シェリーアンフレイザープライスやエライントンプソンの世界トップの走りは注目。
そして女子20km競歩は岡田久美子が出場。入賞を目指す戦いになる。
全て観ると月曜からの仕事に差し支えるという方は5時過ぎに早起きして女子100m決勝と女子20km競歩を観るくらいがちょうど良いかもしれない。
大会四日目 9/30(月)〜10/1(火)
23:05 女子200m 予選
0:00 女子やり投 予選
0:20 女子400m 予選
2:05 男子110mハードル 予選
2:30 女子走高跳 決勝
2:50 男子200m 準決勝
3:20 男子5000m 決勝
3:25 男子円盤投 決勝
3:50 女子3000m障害物 決勝
4:10 女子800m 決勝
4:40 男子400mハードル 決勝
この日は女子やり投げで北口榛花、男子110mハードルで高山峻野と今年に入って日本記録を更新した二人が出場する。
男子200m準決勝では小池祐貴が決勝を目指す。
男子400mハードル決勝ではサンバ、ベンジャミン、ワーホルムという三人の世界記録レベルの争いに注目。
この三人の力は抜けていて46秒台の争いになるかもしれない。
かつて銅メダルを獲得した為末大の日本記録が47秒89ということから考えてもレベルの高さが伺い知れるだろう。
安部孝駿は決勝まで残れれば大健闘だ。
大会五日目 10/1(火)〜10/2(水)
22:30 男子ハンマー投 予選
22:35 男子400m 予選
22:50 男子走高跳 予選
23:30 女子400mハードル 予選
0:00 男子ハンマー投 予選
0:15 男子3000m障害物 予選
2:05 男子棒高跳 決勝
2:50 女子400m 準決勝
3:20 女子やり投 決勝
3:35 女子200m 準決勝
4:10 男子800m 決勝
4:40 男子200m 決勝
この日は男子棒高跳で江島雅紀と沢野大地、女子やり投げで北口榛花と入賞を狙える種目がある。
しかしなんといっても最大の注目は男子200m決勝だろう。
サニブラウンはおそらく100よりも200の方がメダルの可能性は高そう。
末續慎吾以来のメダル獲得に期待したい。男子200m決勝だけは必見。
大会六日目 10/2(水)〜10/3(木)
22:35 男子十種競技/100m
22:45 女子砲丸投 予選
23:05 男子十種競技/100mハードル
23:30 女子七種競技/走幅跳
23:35 女子1500m 予選
0:00 女子円盤投 予選
0:15 女子七種競技/走高跳
0:25 女子5000m 予選
0:50 男子十種競技/砲丸投
1:25 女子円盤投 予選
2:05 男子110mハードル 準決勝
2:30 女子七種競技/砲丸投
2:35 男子400m 準決勝
2:40 男子十種競技/走高跳
3:05 女子400mハードル 準決勝
3:40 男子ハンマー投 決勝
3:50 女子七種競技/200m
4:35 女子200m 決勝
4:55 男子110mハードル 決勝
5:15 男子十種競技/400m
この日は右代啓?が出場する男子10種競技や高山峻野が出てくるかもしれない男子110mハードルの準決勝、決勝がある。
さらに女子200mの決勝や木村友香が出場する女子5000m予選も行われる。
しかし日本人や入賞以上を狙えそうな競技はないのでここまで連日の深夜観戦で寝不足が続いているようなら、観たい競技だけピンポイントで観て後は寝るというのができる日かもしれない。
大会七日目 10/3(木)〜10/4(金)
22:35 男子十種競技/110mハードル
22:40 女子三段跳 予選
23:30 男子十種競技/円盤投 グループA
0:15 女子七種競技/走幅跳
0:35 男子十種競技/円盤投 予選
1:05 男子十種競技/棒高跳 グループA
1:20 男子砲丸投 予選
2:05 男子十種競技/棒高跳 グループB
2:10 女子七種競技/やり投
2:40 男子砲丸投 予選
4:00 男子1500m 予選
4:05 男子十種競技/やり投 グループA
4:35 女子砲丸投 決勝
5:00 女子1500m 準決勝
5:10 男子十種競技/やり投 グループB
5:50 女子400m 決勝
6:05 女子七種競技/800m
6:25 男子十種競技/1500m
この日は前日に続き右代啓?が出場する男子10種競技があるもののそれ以外の日本選手の出場は無し。
しいて言うならこの日も寝れるチャンスかもしれない。
大会八日目 10/4(金)〜10/5(土)
翌2:10 男子1500m 準決勝
2:15 男子走高跳 決勝
2:40 女子4×100mリレー 予選
3:00 女子円盤投 決勝
3:05 男子4×100mリレー 予選
3:30 女子400mハードル 決勝
3:45 男子3000m障害物 決勝
4:20 男子400m 決勝
5:30 男子20km競歩 決勝
大会も終盤に近付き、ここからまた注目の競技が増えてくる。
まずは男子走高跳決勝で今年日本記録を塗り替えた戸邉直人が入賞を狙う。
そして男女4×100mリレーも予選。リオ五輪銀メダル、前回世界陸上銅メダルの男子日本チームは確実なバトンパスで予選を通過したい。
さらに男子20km競歩には高橋英輝、山西利和、池田向希の三人が出場。
男子50km競歩はメダル常連となったが、20km競歩はまだメダルを取ったことがない。
常にメダルレベルの力はあると言われながら取れなかった20km競歩。
今度こそ悲願のメダルを手にしたい。
再びやってきた週末。大会もラストに近付きこの日は全て観ることをオススメする。
また男子400mでは日本人の母を持つマイケルノーマンにも注目だ。
大会九日目 10/5(土)〜10/6(日)
22:30 男子やり投 予選
23:15 女子100mハードル 予選
23:50 女子走幅跳 予選
0:00 男子やり投 予選
1:55 女子4×400mリレー 予選
2:05 男子砲丸投 決勝
2:25 男子4×400mリレー 予選
2:35 女子三段跳 決勝
2:55 女子1500m 決勝
3:25 女子5000m 決勝
4:05 女子4×100mリレー 決勝
4:15 男子4×100mリレー 決勝
5:59 男子マラソン 決勝
いよいよ男子4×100mリレーの決勝が行われる。
9秒台が三人いる史上最強チームが組めれば日本記録更新、そして金メダルも夢ではない。
全日程中最も見逃せない競技がこの男子4×100mリレーの決勝だと私は思っている。
そして男子マラソンも決勝。MGCを回避した二岡康平、川内優輝、山岸宏貴の三人が出場する。
前回惜しくも9位と入賞を逃した川内には今度こそ入賞という期待がかかる。
大会十日目 10/6(日)〜10/7(月)
翌1:05 女子100mハードル 準決勝
1:15 女子走幅跳 決勝
1:40 男子1500m 決勝
1:55 男子やり投 決勝
2:00 男子10000m 決勝
2:50 女子100mハードル 決勝
3:15 女子4×400mリレー 決勝
3:30 男子4×400mリレー 決勝
いよいよ大会も最終日。女子100mハードルでは木村文子と寺田明日香が決勝を目指して準決勝を走るかもしれない。
そしてトリを飾るのはマイルリレー。男子日本チームが決勝に残れていることを期待したい。
以上が世界陸上ドーハの全日程である。
ちなみに私の予定は最初の週末の初日、二日目は全て生観戦。三日目は仕事なので録画。
10/1、10/2は有給を取るので四日目、五日目も全て生観戦。
10/3、10/4は仕事なので六日目、七日目は録画。
そして二度目の週末となる八日目、九日目、十日目は全て生観戦をするつもりだ。
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