東京五輪 7/28の競技レポートと翌日の見所紹介

東京五輪 7/28の競技レポートと翌日の見所紹介

競泳では女子200m個人メドレーで大橋悠依が金メダルを獲得!

 

400mと200mの個人メドレーで二冠というとんでもないことをやってくれました。

 

女子で2冠は日本競泳史上初。男子含めるとあの北島康介さん以来。

 

これまで大橋は世界水泳でも金メダルを取れなかった選手ですが、地元開催のオリンピックで2冠というのは本当にニューヒロイン誕生という感じですね。

 

本当に凄いです。おめでとうございます。

 

 

そして男子200mバタフライでも本多灯が銀メダルを獲得!

 

ここまで低迷が続いていた男子競泳陣ですが悪い流れを吹き飛ばすような19歳の改心の泳ぎでした。

 

準決勝8位でのギリギリで通過だったところからよくタイムを上げてきましたね。

 

見所を書いた際に、「自己ベストを出すような改心の泳ぎができれば何かが起きるかも」と書きましたが見事にその通りになってくれました。

 

 

柔道は女子70kg級で新井千鶴が金メダルを獲得!

 

女子70kg級の新井千鶴は初戦で格下の相手に延長までもつれ込む苦戦をするも、準々決勝では実力のあるドイツのスコッチマッロ相手に投げた後の抑え込みで合わせ技一本。

 

準決勝の相手は直近の対戦で負けているロシアのタイマゾワ。試合全体は新井が主導権を握っていましたが投げても決まらず寝技でも決まらず、攻めても攻めても点が入らないという消耗戦。

 

長い延長戦を最後は絞め技で落として一本で勝ち上がりました。

 

準決勝でかなり消耗した新井。決勝で勝つには体力のあるうちに技でポイントを取らないと厳しいと思っていましたが、見事に試合開始から最初にかけた技で技有りを取り、そのまま勝ちきり。

 

技有りを取った後も逃げることはせず、きっちり組んで技を出し、相手に指導が出る、自分には指導がこないという圧巻の内容で素晴らしい勝ち方でした。

 

 

男子90kg級の向翔一郎は初戦一本勝ちで勝ち上がり、3回戦の相手は強敵、ハンガリーのトート。

 

ここで延長の末に敗れてメダル無しとなりました。向の技に上手く合わせられましたがトートは強い選手なので実力通りの決着なのかなと思います。

 

 

体操男子個人総合では橋本大輝が金メダルを獲得!

 

床、あん馬で両方とも団体戦を上回る得点を出して素晴らしい滑り出し。

 

しかしつり輪で技の難度不認定があり、本来のスコアより0.3点下がってしまい、そこから跳馬でもラインオーバーが出るなど悪い流れになりかけました。

 

そんな中で平行棒でしっかりした演技で15.300を出すと、最終演技者としてプレッシャーがかかる鉄棒でもしっかり演技をして逆転での金メダルを獲得。

 

まだ19歳ながら素晴らしいメンタルですね。思えば内村航平が19歳で初めて北京五輪でメダルを取った時は銀メダルでした。

 

個人総合で当時の内村を上回った橋本は間違いなく、北京後の内村がそうであったように、これからの世界の体操界を引っ張っていく存在になるでしょう。

 

そして怪我を抱えながらも5位に入賞した北園丈琉も見事でした。北園は橋本よりさらに1歳若い18歳。

 

パリ五輪では橋本と北園の金メダル争いが見られるかもしれませんね。

 

 

ボクシングでは女子フェザー級の入江聖奈が準々決勝で勝利してベスト4進出。

 

ボクシングは3位決定戦が無いので、女子ボクシング史上初のメダルを確定させました。

 

 

バドミントン混合ダブルスは渡辺、東野のアリナベペアが世界ランク2位のペアに勝利して準決勝進出。メダルに向けて大きな1勝となりました。

 

しかし男子シングルスでは桃田が格下の選手相手にまさかの敗戦で予選リーグ敗退。

 

本調子では無かったのかもしれませんし残念ではありますが、男子シングルスは常山が決勝に残りました。常山に桃田の分まで頑張ってもらいましょう。

 

 

卓球は伊藤美誠が準々決勝を4−0のストレートで完勝しベスト4へ。

 

石川佳純はシンガポールのモンユに敗れベスト8という成績で個人戦を終えています。

 

 

テニスは男子シングルスで錦織圭が勝利してベスト8進出。次の相手はジョコビッチとなります。

 

錦織圭、マクラクラン勉のダブルスは準々決勝で敗退しベスト8という成績で終えています。

 

 

男子シンクロ板飛び込みの寺内健、坂井丞のペアは5位入賞。

 

 

ウエイトリフティング男子73kg級では宮本昌典が7位入賞。

 

 

サッカーはフランス相手に4−0で圧勝して3連勝で1次リーグ突破。決勝トーナメント初戦はニュージーランドと当たります。

 

 

野球はドミニカ共和国相手に先制を許すも最終回で逆転してサヨナラ勝ち。初戦を制しました。

 

 

さて明日の見所です。

 

7:00からは男子ゴルフの第1ラウンドがスタート。今年マスターズ優勝というアジア人初の快挙を成し遂げた松山英樹に期待です。

 

 

バドミントン混合ダブルスは渡辺、東野のアリナベペアが9:00から準決勝を戦います。

 

世界ランク3位の中国ペアが相手なのでまた厳しい戦いになると思いますが決勝まで勝ち上がって欲しいです。

 

9:45からは女子シングルスで奥原希望の決勝トーナメント初戦。奥原の相手は世界ランキング11位のカナダの選手です。

 

12:15からは山口茜の決勝トーナメント初戦が組まれています。山口の相手は世界ランキング18位の韓国の選手です。

 

11:25からは男子ダブルスでソノカムペアが決勝トーナメント初戦。世界ランク2位のインドネシアのペアと当たります。

 

12:15からはワタエンペアの決勝トーナメント初戦が組まれています。世界ランク3位の台湾のペアと当たります。

 

 

卓球では12:00から伊藤美誠の準決勝。相手は中国の孫穎莎。

 

今大会二度目の打倒中国なるか注目です。

 

 

競泳は男子200m平泳ぎで武良竜也が決勝に残っています。

 

金メダルが期待された佐藤翔馬が準決勝で敗れてしまいましたが、その分も武良には頑張って欲しい。

 

レース時間は11:44となっています。

 

 

柔道は男子100kg級にウルフアロン、女子78kg級に濱田尚里が登場してきます。

 

どちらも優勝候補ですが特に濱田には注目。この人の寝技は絶品です。

 

濱田に寝技をやらせれば誰も勝てません。芸術的な寝技で金メダルを取ってくれることに期待したいです。

 

濱田とウルフの初戦は共に12:24と予定時間が出ていますので、同じくらいの時間帯に初戦が行われるかもしれません。

 

そして柔道の決勝ラウンドは17:00からとなっています。

 

 

15:00からはテニス男子シングルスで錦織圭がジョコビッチに挑みます。

 

 

夜は19:50からの体操女子個人総合決勝に注目。

 

村上茉愛は世界選手権で銀メダルを獲得したこともあるメダル候補ですが、予選ではミスが相次ぎなんと24人中23位とギリギリの通過。

 

予選23位からの大逆転メダルはなるか。そしてメンタルの問題で団体決勝を途中から演技ができなくなった絶対女王のバイルズは出場してくるのか。

 

色々な意味で注目な試合になります。

 

 

その他種目ではフェンシング女子フルーレ、セーリングの男女470級、女子ボクシングフライ級などもあります。

 

 

 

 

 

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