東京五輪 8/7の競技レポートと翌日の見所紹介

東京五輪 8/7の競技レポートと翌日の見所紹介

レスリングでは男子フリー65kg級の乙黒拓斗と女子50kg級の須崎優衣が揃って金メダルを獲得!

 

乙黒は2-2のままラストポイントで負けている状態で残り30秒くらいまでいきましたが、最後の最後に相手を返して2点取ったのが大きかったです。

 

最後は逃げに出て警告ポイントが重なって1点差まで詰められましたが、なんとか逃げ切り5-4で金メダルを獲得しました。

 

 

須崎は決勝も10-0でテクニカルフォール勝ち。開始1分過ぎにがぶりから相手のバックを取り、そのままローリングで4回回して8点追加して終了。圧勝でした。

 

須崎の金メダルを取るまでの4試合は、

 

10-0
10-0
11-0
10-0

 

と4試合で41得点無失点。全盛期の吉田沙保里を彷彿とさせるような強さでした。

 

そして今日のがぶりからのバックを取った動きは伊調馨の動きも彷彿とさせました。

 

伊調のがぶりと吉田のタックルを兼ね備えた最強レスラーと言っても過言ではないと思います。

 

今大会の日本勢が獲得した金メダルの中でも最大級のインパクトがある勝ち方でした。

 

 

野球はアメリカに2-0で勝利して金メダルを獲得!

 

公開競技になってからは念願の初金メダルです。

 

危ない場面は何度も作られましたが投手陣がギリギリで凌ぎきり、少ない得点を守り切る。

 

日本らしい丁寧な野球で勝ち切れたと思います。

 

これで野球もソフトボールも再びオリンピック競技から外されることになります。

 

しかし2028年のオリンピックはロサンゼルスですから、是非また野球もソフトボールも復活させて貰って、アメリカからのリベンジを受けたいですね。

 

 

女子ゴルフは稲見萌寧が銀メダルを獲得。

 

12番でバーディーを取ってメダルラインに並んでくると、13番、14番、15番でも連続バーディーで単独2位浮上。

 

そして17番でもロングパットを沈めてバーディーでついに1位タイに。

 

しかし最後18番でバンカーに捕まり、ボギーとなってしまったのが痛かった。

 

ここで金メダルは逃しますが、メダルは確定させ、リディア・コーとの銀メダルを賭けたプレーオフへ。

 

このプレーオフを制して銀メダル獲得となりました。

 

 

女子マラソンは一山麻緒が8位入賞。日本勢としてはこの種目17年ぶりの入賞です。

 

上位争いをするにはまだ力及ばずでしたが、30km過ぎまではしっかり先頭集団について勝負できていましたね。

 

最後も粘って入賞圏内。いい走りだったと思います。

 

女子の長距離ではハッサンが10000mで金メダルを獲得。

 

5000mでも金メダル、1500mでも銅メダルを獲得しており、今大会の陸上女子長距離はハッサンの大会でした。

 

そして日本の廣中璃梨佳も7位入賞。この種目ではアトランタ五輪以来25年ぶりとなる入賞を成し遂げてくれました。

 

 

空手では男子組手75kg超級で荒賀龍太郎が銅メダルを獲得。

 

予選リーグは全勝で突破した荒賀。

 

しかし準決勝でサウジアラビアの選手に敗れてしまいました。

 

銅メダルという結果でしたが、空手発祥国の日本として組手のメダルゼロを回避できたのは良かった。

 

これも世界に空手が広まっている証拠だと思います。

 

これで空手はオリンピック競技から外れることになりますが、いつかまた帰ってきて欲しいと思います。

 

 

アーティスティックスイミングのチームは4位入賞。

 

 

男子高飛込では14歳の玉井陸斗が日本勢として21年ぶりの入賞となる7位入賞となっています。

 

 

さて明日の見所です。明日はいよいよ最終日。

 

7:00からは男子マラソンがあります。日本勢は中村匠吾、服部勇馬、大迫傑の三人が出場。

 

大迫傑は現役ラストランとなるのでその走りを目に焼き付けておきたいですね。

 

 

10:00からは自転車競技の決勝があります。

 

個人的には日本選手団の最後の金メダルが最終日に生まれるとしたら自転車競技の可能性が一番高いと思っています。

 

女子オムニアムには2019年世界選手権を優勝した梶原悠未が出場。金メダル有力候補です。

 

男子ケイリンには新田祐大と脇本雄太の二人が出場。日本競輪界のトップ選手の二人が日本のお家芸ケイリンで初の五輪金メダルを目指します。

 

 

11:00からは女子バスケットボールの決勝。日本対アメリカです。

 

最強のアメリカに挑む日本チーム。もう銀メダル以上は確定していますので、最後の決勝で全てを出し切って欲しいです。

 

 

11:50からは新体操団体の決勝。こちらも日本が五輪初のメダル獲得を目指します。

 

 

そして20:00からは閉会式。いよいよ東京オリンピックも終わりです。

 

しかし惜しむのは全ての競技が終わってからということで、最後の一日も競技を目一杯楽しみましょう!

 

 

 

 

 

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