2021年バドミントンフランスOP結果まとめ

2021年バドミントンフランスOP結果まとめ

バドミントンの国際大会、フランスOPの日本勢の結果をまとめます。

 

 

フランスOP(2021/10/26〜)

 

 

・男子シングルス

 

1回戦

 

常山幹太 2〔21?18、21?13〕0 リュウ・ダレン(マレーシア)
桃田賢斗 2〔21?18、20?22、21?19〕1 スリカンス・キダムビ(インド)
西本拳太 2〔21?16、11?21、21?16〕1 クンラビット・ビティサラン(タイ)

 

 

2回戦

 

桃田賢斗 2〔21?19、21?18〕0 ラスムス・ゲンケ(デンマーク)
常山幹太 2〔21?9、21?12〕0 伍家朗(香港)
西本拳太 2〔21?12、21?9〕0 ソウラブ・ベルマ(インド)

 

 

3回戦

 

桃田賢斗 2〔21?19、21?11〕0 シェザ・ヘレン・ルスタビト(インドネシア)
常山幹太 2〔21?16、21?9〕0 李卓耀(香港)
西本拳太 1〔17?21、21?19、16?21〕2 周天成(台湾)

 

 

準決勝

 

常山幹太 1〔24?26、21?11、棄権〕1 桃田賢斗

 

 

決勝

 

常山幹太 2〔15?21、21?8、21?17〕1 周天成(台湾)

 

 

前週のデンマークOP準優勝の桃田は1回戦から格下のインド選手相手に大接戦の末に勝利するという不安な立ち上がり。

 

2回戦も世界ランク13位のデンマーク選手相手に2セットとも接戦になるもストレート勝ちで勝ち上がります。

 

西本は3回戦まで勝ち上がるも、3回戦で世界ランク4位の周天成に惜しくもフルセットの末に敗れて3回戦敗退。

 

常山は3回戦で自身よりランキング上となる世界ランク14位の李卓耀を破って準決勝へ勝ち上がり。

 

準決勝は日本人対決となり桃田の試合途中の棄権により常山が決勝に進出します。

 

初のワールドツアー優勝まであと1勝と迫った常山の相手は今大会西本を破っている台湾のエース、周天成。

 

第1ゲームは15-21で落としたものの、その後2セットを連取して、準決勝の桃田に続くジャイアントキリングを成功させて見事にワールドツアー初優勝。

 

桃田に続く日本の新エースへと名乗りを挙げました。

 

 

・女子シングルス

 

1回戦

 

山口茜 2〔21?19、21?19〕0 金ガユン(韓国)
大堀彩 2〔21?12、21?10〕0 イエール・ホヤックス(フランス)
橋沙也加 2〔21?11、9?2、棄権〕0 サイナ・ネワール(インド)

 

 

2回戦

 

山口茜 2〔21?17、22?20〕0 エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)
橋沙也加 2〔21?12、21?11〕0 大堀彩

 

 

3回戦

 

山口茜 2〔21?19、19?21、21?16〕1 ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
橋沙也加 2〔21?6、21?16〕0 ラチャノック・インタノン(タイ)

 

 

準決勝

 

山口茜 2〔21?13、10?21、21?18〕1 アン・セヨン(韓国)
橋沙也加 2〔18?21、21?16、21?12〕1 プサルラ・V.シンドゥ(インド)

 

 

決勝

 

山口茜 2〔21?18、21?12〕0 橋沙也加

 

 

高橋は2回戦で大堀との日本人対決を制すると、3回戦も自身よりランキング上となる世界ランク8位のタイ選手に勝利してベスト4へ。

 

準決勝では東京オリンピック銅メダリストのプサルラにも勝利して決勝へ進みます。

 

山口は3回戦で世界ランク10位のタイの選手を破り、準決勝ではデンマークOP決勝でも勝利したアン・セヨンに再び勝利し、決勝は日本人対決に。

 

決勝では山口が力を示し、ストレート勝ち。

 

デンマークOPに続く2週連続優勝となりました。

 

 

・男子ダブルス

 

1回戦

 

竹内義憲/松居圭一郎 0〔19?21、21?23〕2 セティアワン/アッサン(インドネシア)
保木卓朗/小林優吾 2〔21?9、21?19〕0 デリュー/ヴィレガー(フランス)

 

 

2回戦

 

保木卓朗/小林優吾 2〔21?12、21?17〕0 レーン/ベンディ(イングランド)
古賀輝/齋藤太一 0〔15?21、14?21〕2 高成R/申白普i韓国)

 

 

3回戦

 

保木卓朗/小林優吾 0〔21?23、18?21〕2 アルディアント/アルフィアン(インドネシア)

 

 

竹内義憲/松居圭一郎ペアは初戦で世界ランク2位のセティアワン/アッサンのペアに敗れて初戦敗退。

 

古賀輝/齋藤太一ペアも2回戦で韓国ペア相手に敗れます。

 

そして前週のデンマークOPでワールドツアー初優勝を成し遂げた保木卓朗/小林優吾ですが、今回はベスト8で敗退。

 

ダブルス強国のインドネシアの第3ペア、世界ランク7位のアルディアント/アルフィアンに敗れました。

 

 

・女子ダブルス

 

1回戦

 

福島由紀/東野有紗 2〔21?18、21?11〕0 ベンヤパ/ヌンタカルン(タイ)
志田千陽/松山奈未 2〔21?15、21?12〕0 エフラー/ロハウ(ドイツ)

 

 

2回戦

 

福島由紀/東野有紗 2〔21?12、21?7〕0 トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)
志田千陽/松山奈未 2〔21?16、21?16〕0 マグヌソン/ニスタッド(スウェーデン)

 

 

3回戦

 

志田千陽/松山奈未 2〔21?14、18?21、21?10〕1 スミス/バーチ(イングランド)
福島由紀/東野有紗 2〔21?6、21?16〕0 ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)

 

 

準決勝

 

福島由紀/東野有紗 0〔18?21、19?21〕2 李紹希/申昇?(韓国)
志田千陽/松山奈未 0〔17?21、19?21〕2 金昭英/孔熙容(韓国)

 

 

志田千陽/松山奈未ペアは3回戦で世界ランク13位のイングランドペアに勝利し、福島由紀/東野有紗ペアも3回戦で世界ランク8位のタイのペアに勝利し、共にベスト4へ。

 

しかし準決勝では韓国の世界ランク3位、4位のエースペア相手にどちらも接戦の末に競り負け、2ペア共ベスト4という成績になりました。

 

 

・混合ダブルス

 

1回戦

 

金子祐樹/松友美佐紀 2〔15?21、21?17、21?18〕1 張コ正/?詠k(香港)
渡辺勇大/東野有紗 2〔21?12、21?16〕0 リバルディ/メンタリ(インドネシア)

 

 

2回戦

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21?16、21?18〕0 フー/チアー(マレーシア)
金子祐樹/松友美佐紀 0〔19?21、14?21〕2 チャンPS/ゴーLY(マレーシア)

 

 

3回戦

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21?10、21?17〕0 チャンPS/ゴーLY(マレーシア)

 

 

準決勝

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21?18、22?20〕0 デチャポル/サプシリー(タイ)

 

 

決勝

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21?8、21?17〕0 クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)

 

 

金子祐樹/松友美佐紀は2回戦で世界ランク8位のマレーシアのペア相手に敗戦。

 

前週のデンマークOPも初戦敗退となっており、まだまだ世界トップとの間には壁があることを実感させられた2大会となりました。

 

前週のデンマークOPに続く優勝を狙う渡辺勇大/東野有紗ペアは3回戦で金子祐樹/松友美佐紀ペアを破ったマレーシアペアに勝利してベスト4へ。

 

準決勝でもデンマークOP決勝でも勝利した世界ランク3位のタイのペア相手に今回も勝利して決勝進出。

 

決勝でもデンマークのペア相手にストレートで勝利し、全試合ストレート勝ちで2大会連続優勝という強さを示しました。

 

 

デンマークOPとフランスOPの2大会を終えて、2大会連続の山口茜は2ランク上昇し、世界ランキング3位へ浮上。

 

奥原希望を上回って日本人最上位となります。

 

男子シングルスでは桃田が以前ランキング1位をキープし、初のワールドツアー優勝を成し遂げた常山が10位とトップ10圏内へ。

 

男子ダブルスではデンマークOP優勝、フランスOPベスト8の保木卓朗/小林優吾がランキング11位に。

 

ランキング5位の遠藤大由/渡辺勇大、6位の園田啓悟/嘉村健士はこのペアでの代表引退を表明しているため、事実上トップ10入り&日本勢最上位と言えます。

 

女子ダブルスはこの2大会に出場しなかった福島由紀/廣田彩花が1位をキープし、松本麻佑/永原和可那は5位。

 

志田千陽/松山奈未は10位となっています。

 

混合ダブルスでは2大会連続優勝の渡辺勇大/東野有紗が順位を一つ上げ、世界ランク4位となっています。

 

 

 

 

 

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