2021年バドミントンインドネシアマスターズ結果まとめ

2021年バドミントンインドネシアマスターズ結果まとめ

バドミントンの国際大会、インドネシアマスターズの日本勢の結果をまとめます。

 

 

インドネシアマスターズ(2021/11/16〜)

 

 

・男子シングルス

 

1回戦

 

桃田賢斗 2〔21?12、21?16〕0 トミー・スギアルト(インドネシア)
常山幹太 1〔17?21、21?18、17?21〕 ラクシャ・セン(インド)
渡邉航貴 2〔21?12、21?14〕0 カンタフォン・ワンチョレン(タイ)
西本拳太 0〔16?21、16?21〕2 アンダース・アントンセン(デンマーク)

 

 

2回戦

 

桃田賢斗 2〔21?13、21?19〕0 ラクシャ・セン(インド)
渡邉航貴 0〔16?21、14?21〕2 伍家朗(香港)

 

 

準々決勝

 

桃田賢斗 2〔21?15、21?5〕0 ラスムス・ゲンケ(デンマーク)

 

 

準決勝

 

桃田賢斗 2〔21?19、21?11〕0 周天成(台湾)

 

 

決勝

 

桃田賢斗 2〔21?17、21?11〕0 アンダース・アントンセン(デンマーク)

 

 

桃田が昨年1月以来となるワールドツアー優勝を達成。

 

準決勝は台湾のエースであり世界ランキング4位の周天成を破り、決勝でもデンマーク2大エースの一人、世界ランク3位のアントンセンを破るなど勝った相手も文句無し。

 

全試合ストレート勝ちというのは見事でした。

 

 

・女子シングルス

 

1回戦

 

山口茜 2〔21?12、21?14〕0 ルセリ・ハルタワン(インドネシア)
大堀彩 2〔21?15、21?10〕0 リアンネ・タン(ベルギー)
橋沙也加 2〔21?18、11?21、22?20〕1 グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
川上紗恵奈 2〔16?21、21?19、21?15〕1 ブサナン・ンバルンパン(タイ)
橋明日香 0〔15?21、10?21〕2 ラチャノック・インタノン(タイ)

 

 

2回戦

 

大堀彩 0〔13?21、12?21〕2 ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
橋沙也加 2〔21?18、21?12〕0 イボンヌ・リー(ドイツ)
山口茜 2〔21?17、14?21、21?16〕1 金ガユン(韓国)
川上紗恵奈 1〔19?21、21?14、14?21〕2 イェオ・ジャミン(シンガポール)

 

 

準々決勝

 

山口茜 2〔8?21、21?12、21?10〕1 ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
橋沙也加 0〔15?21、14?21〕2 アン・セヨン(韓国)

 

 

準決勝

 

山口茜 2〔21?13、21?9〕0 プサルラ・V.シンドゥ(インド)

 

 

決勝

 

山口茜 0〔17?21、19?21〕2 アン・セヨン(韓国)

 

 

フランスOP、デンマークOPを連勝し、連勝街道を突き進んできた山口もここでストップ。

 

さすがに連戦の疲れもあったか、山口を破ったのは韓国の若きエース、アン・セヨン。

 

山口はフランスOP、デンマークOPではアン・セヨンに勝っていますが、ユーバー杯とインドネシアマスターズでは敗戦。

 

東京五輪後の対戦成績は2勝2敗と拮抗しており、今後女子シングルスを引っ張っていく若き二人のライバル関係のスタートという印象を受けます。

 

 

 

・男子ダブルス

 

1回戦

 

古賀輝/齋藤太一 1〔11?10、棄権〕0 ラムスフス/ザイデル(ドイツ)
竹内義憲/松居圭一郎 1〔21?18、12?21、12?21〕2 王齊麟/李洋(台湾)
小野寺雅之/岡村洋輝 1〔21?19、23?25、19?21〕2 キッティヌポン/スパク(タイ)
金子真大/久保田友之祐 0〔10?21、15?21〕2 アストルップ/ラスムセン(デンマーク)
保木卓朗/小林優吾 2〔21?17、21?12〕0 アルジュン/カピラ(インド)

 

 

2回戦

 

保木卓朗/小林優吾 2〔11?21、21?15、21?12〕1 セティアワン/アッサン(インドネシア)
古賀輝/齋藤太一 0〔18?21、21?23〕2 クスマワルダナ/ラムビタン

 

 

準々決勝

 

保木卓朗/小林優吾 2〔19?21、21?14、21?19〕1 アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

 

 

準決勝

 

保木卓朗/小林優吾 2〔21?18、19?21、21?17〕1 A・チア/ソー・WY(マレーシア)

 

 

決勝

 

保木卓朗/小林優吾 2〔21?11、17?21、21?19〕1 ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)

 

 

デンマークOPで優勝した保木/小林ペアが今大会も優勝。

 

東京五輪に出場した遠藤/渡辺ペアと園田/嘉村ペアが代表を引退した今、男子ダブルスの新エースとして堂々と名乗りを挙げた印象です。

 

勝った相手も素晴らしく、2回戦では世界ランキング2位のセティアワン/アッサンにフルセットで勝利。

 

準々決勝では世界ランク8位のアストルップ/ラスムセンに勝利、準決勝では世界ランク7位のA・チア/ソー・WYに勝利。

 

そして決勝では世界ランキング1位のギデオン/スカムルジョに勝利と4試合連続で格上の相手に勝利しています。

 

これは保木/小林ペアにとって大きな自信になったことでしょう。

 

 

 

 

・女子ダブルス

 

1回戦

 

星千智/松田蒼 2〔14?21、21?19、21?19〕1 ベンヤパ/ヌンタカム(タイ)
中西貴映/岩永鈴 0〔22?24、14?21〕2 ジョン・ナユン/キム・ヘジョン(韓国)
松本麻佑/櫻本絢子 2〔22?20、21?19〕0 マルワー/シャイカー(インドネシア)

 

 

2回戦

 

志田千陽/松山奈未 2〔23?21、21?15〕0 ベク・ハナ/イ・ユリム(韓国)
櫻本絢子/松本麻佑 1〔17?21、21?15、16?21〕2 プティタ/サプシリー(タイ)
星千智/松田蒼 2〔21?17、15?21、21?12〕1 スミス/バーチ(イングランド)

 

 

準々決勝

 

志田千陽/松山奈未 2〔21?14、21?15〕0 タン/ティナー(マレーシア)
星千智/松田蒼 1〔21?17、11?21、13?21〕2 金昭英/孔熙容(韓国)

 

 

準決勝

 

志田千陽/松山奈未 2〔22?24、21?17、21?18〕1 プティタ/サプシリー(タイ)

 

 

決勝

 

志田千陽/松山奈未 2〔21?9、21?11〕0 ジョン・ナユン/キム・ヘジョン(韓国)

 

 

東京五輪以降、福島由紀/廣田彩花ペア、松本麻佑/永原和可那ペアが国際舞台から遠ざかっており、苦戦が続いていた女子ダブルスですが光が見えてきました。

 

志田千陽/松山奈未ペアが見事に優勝。決勝は女子ダブルス強国の韓国の世界ランク4位のペアを倒しての優勝です。

 

志田千陽/松山奈未ペアも世界のトップを争うペアの一角になってきました。

 

 

 

 

・混合ダブルス

 

1回戦

 

金子祐樹/松友美佐紀 0〔12?21、15?21〕2 デチャポル/サプシリー(タイ)
西川裕次郎/尾ア沙織 0〔2?5、棄権〕1 ホーPR/チアYS(マレーシア)
渡辺勇大/東野有紗 2〔21?10、12?21、21?16〕1 タンKM/ライPJ(マレーシア)
山下恭平/篠谷菜留 1〔11?21、21?12、16?21〕2 マウラナ/バンダソ(インドネシア)

 

 

2回戦

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21?19、21?11〕0 マウラナ/バンダソ(インドネシア)

 

 

準々決勝

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔16?21、21?17、21?9〕1 ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)

 

 

準決勝

 

渡辺勇大/東野有紗 1〔21?18、19?21、17?21〕2 ケ俊文/謝影雪(香港)

 

 

東京五輪以降連勝街道を続けてきた渡辺/東野ペアですがここで連勝ストップ。

 

世界ランク9位の香港ペアに敗れました。

 

とはいえ結果は接戦。連戦の疲れなどもあるでしょうから、1回負けたくらいで心配する必要はないでしょう。

 

 

今大会は山口茜や渡辺/東野ペアなど東京五輪後に強さを見せていた選手の連勝がストップしましたが、一方で収穫も多かったです。

 

桃田の久しぶりの優勝に、保木/小林ペアの格上を連続で破っての優勝、女子ダブルスでも2大エースを欠いた中での志田/松山ペアの優勝。

 

層がぐっと厚くなってきました。

 

この後すぐに場所同じくインドネシアでインドネシアOPが行われますので、引き続き活躍に期待です。

 

 

 

 

 

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