2021年トマス杯、ユーバー杯の結果まとめ

2021年トマス杯、ユーバー杯の結果まとめ

バドミントンの国別対抗戦。

 

男子のトマス杯と女子のユーバー杯が終了しましたので日本の結果をまとめます。

 

 

・トマス杯

 

予選リーグ

 

日本 4?1 カナダ

 

MS1常山幹太 1ー2 ブライアン・ヤン(18?21、21?19、13?21)

 

MS2西本拳太 2ー0 ジェイソン・アンソニー・ホーシュエ(21?14、21?6)

 

MD1齋藤太一/保木卓朗 2ー0 チャルロン/テトレールト(21?9、21?2)

 

MS3奈良岡功大 2ー0 B.R.サンキース(21?8、21?14)

 

MD2古賀輝/渡辺勇大 2ー0 ヤクラ/ホーシュエ(21?3、21?12)

 

 

初戦はエースの桃田を温存。そんな中でいきなり常山が初戦を落としてしまいますが、その後は危なげなく4試合ストレート勝ち。

 

渡辺勇大もオリンピック以来の男子ダブルスに出場。

 

オリンピックでは男子ダブルスとミックスダブルスの両種目に出場した渡辺は誰と組んでも強いダブルスのスペシャリストぶりを見せました。

 

 

予選リーグ

 

日本 4?1 マレーシア

 

MS1桃田賢斗 2ー1 リー・ジジャ(15?21、21?12、23?21)

 

MD1保木卓朗/小林優吾 2ー0 A・チア/ソー・WY(21?13、21?13)

 

MS2常山幹太 2ー0 チェム・ジュンウェイ(22?20、21?13)

 

MD2古賀輝/渡辺勇大 2ー0 ゴー/イズッディン(21?10、21?16)

 

MS3西本拳太 0ー2 レオン・ジュンハオ(19?21、18?21)

 

 

初戦で桃田が相手のエース、リー・ジジャ相手にフルセットの接戦を制してエース対決を勝利すると、保木/小林の現在のエースダブルスとシングルスの常山も勝利して勝利確定。

 

西本が最後敗れたものの強豪国のマレーシア相手に勝利して予選リーグ1位通過を決めました。

 

 

準々決勝

 

日本 3?2 韓国

 

MS1桃田賢斗 0ー2 許p熙(19?21、17?21)

 

MD1保木卓朗/小林優吾 0ー2 催率圭/徐承宰(18?21、13?21)

 

MS2常山幹太 2ー0 全奕陳(21?10、21?16)

 

MD2古賀輝/渡辺勇大 2ー0 金元昊/姜敏赫(21?15、21?18)

 

MS3西本拳太 2ー0 チョ・コンヨプ(21?15、21?10)

 

 

初戦は桃田がオリンピックで負けた許p熙相手にリベンジマッチとなりましたが、今回も敗戦。

 

さらにMD1で日本のエースダブルスの保木/小林ペアが敗れ0−2と追い込まれます。

 

しかしここから3連勝して大逆転の準決勝進出。特に2−2で迎えた最後の西本。

 

マレーシア戦で唯一負けていただけに不安視されましたが、見事に大殊勲とも言える勝利でした。

 

 

準決勝

 

日本 1?3 中国

 

MS1桃田賢斗○ 棄権 ●石宇奇(22?20、20?5)

 

MD1保木卓朗/渡辺勇大 1ー2 周昊東/何濟庭(17?21、21?78、16?21)

 

MS2常山幹太 0ー2 李詩?(17?21、15?21)

 

MD2古賀輝/齋藤太一 0ー2 劉成/王懿律(11?21、20?22)

 

 

韓国戦でエース対決に敗れた桃田ですがこの試合は中国のエース、石宇奇を相手に完勝。

 

しかし保木/渡辺ペアはスディルマン杯決勝でも敗れた周昊東/何濟庭にフルセットの末に敗戦。

 

その後は常山と古賀/齋藤ペアも良い勝負をしましたが力及ばず。

 

日本はベスト4という成績で大会を終えました。

 

 

 

・ユーバー杯

 

 

予選リーグ

 

日本 5?0 フランス

 

WS1橋沙也加 2−0 マリー・バトメン(21?13、21?10)

 

WD1松友美佐紀/福島由紀○ 棄権 ●デリュー/パレルモ(6?5)

 

WS2大堀彩 2ー0 リオニー・フウェット(21?15、21?9)

 

WD2松本麻佑/松山奈未 2ー0 トラン/ランベール(21?10、21?9)

 

WS3橋明日香 2ー0 アンナ・タトラノワ(21?9、21?4)

 

 

初戦は格下のフランス相手にシングルスのエース、山口を温存。

 

それでも危なげなく1セットも落とさずに勝ちきりました。

 

 

予選リーグ

 

日本 5?0 ドイツ

 

WS1山口茜 2ー0 イボンヌ・リ(21?17、22?20)

 

WD1松友美佐紀/福島由紀 2ー0エフラー/ロハウ(21?13、21?8)

 

WS2橋沙也加 2ー0 アン・カスリン・スポーリ(21?9、21?10)

 

WD2松本麻佑/松山奈未 2ー0 クースペルト/モスツェニスキ(21?15、21?15)

 

WS3橋明日香 2ー0 アントニア・シャーラー(21?6、21?15)

 

 

この試合から日本はエースの山口茜を投入。

 

東京五輪にも出場した相手のエース、イボンヌ・リ相手に接戦を制します。

 

新ペアを模索しているダブルスも世界一経験ペアの松友/福島やスディルマンカップから組み始めた松本/松山のマツマツペアが新しい可能性を感じさせてくれました。

 

 

予選リーグ

 

日本 5?0 インドネシア

 

WS1山口茜 2ー0 グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(21?7、21?16)

 

WD1松本麻佑/松山奈未 2ー0 ラマダンティ/スギアルト(21?14、21?19)

 

WS2橋沙也加 2ー0 プトゥリ・クスマ・ワルダニ(21?14、21?19)

 

WD2福島由紀/東野有紗 2ー0 マルワー/シャイカー(21?9、21?10)

 

WD3大堀彩 2ー0 エスター・ヌルミ・トリ・ワルドヨ(21?14、21?7)

 

 

ダブルスを組み替えて福島/東野のペアに代えてきましたが強豪国のインドネシア相手に5−0で完勝。

 

3連勝でグループリーグ1位通過を決めました。

 

 

準々決勝

 

日本 3?0 インド

 

WS1山口茜 2ー0 マルビカ・バンソド(21?12、21?17)

 

WD1福島由紀/松本麻佑 2ー0 カラスト/パンダ(21?8、21?10)

 

WS2橋沙也加 2ー0 アディティ・バート(21?16、21?7)

 

 

相手は五輪銅メダルのエース、プサルラを欠いたインド。

 

相手のエース不在では日本の方が地力で勝り、3連勝でベスト4進出を決めました。

 

 

準決勝

 

日本 3?1 韓国

 

WS1山口茜 0ー2 アン・セヨン(14?21、7?21)

 

WD1福島由紀/松本麻佑 2ー1 李紹希/申昇?(19?21、21?16、21?14)

 

WS2橋沙也加 2ー1 金ガユン(18?21、21?18、21?14)

 

WD2松友美佐紀/松山奈未 2ー0 金昭英/孔熙容(21?17、21?18)

 

 

初戦で山口が相手のエース、アン・セヨンに敗戦。

 

ここまで絶好調だった山口ですが、五輪後初の敗戦を喫してしまいます。

 

しかし福島/松本のペアとシングルスの橋沙也加がフルセットの接戦を制してチームスコアを2−1と逆転。

 

最後は松友/松山ペアも接戦を制して見事に決勝進出を決めました。

 

 

決勝

 

日本 1?3 中国

 

WS1山口茜 2ー0 陳雨菲(21?18、21?10)

 

WD1福島由紀/松本麻佑 1ー2 陳清晨/賈一凡(27?29、21?15、18?21)

 

WS2橋沙也加 0ー2 何冰嬌(9?21、18?21)

 

WD2松友美佐紀/松山奈未 0ー2 黄東萍/李?妹(22?24、21?23)

 

 

前週のスディルマンカップ決勝と同じく日本対中国となったユーバー杯。

 

初戦の山口はスディルマンカップ決勝で戦った相手と再戦。

 

準決勝の韓国戦での敗戦も引きずらず、スディルマンカップに続いて勝利します。

 

しかしWD1の福島/松本ペアが約2時間にも渡る死闘の末、惜しくも敗戦。

 

ここで取れてチームスコアを2−0としていたらそのまま押し切れた可能性もあったかと思いますが、この接戦を落としたことで流れは中国に。

 

WS2とWD2はストレートで落としチームスコアは1−3で敗戦。スディルマンカップ決勝に続き、山口のみが勝利という結果に。

 

日本は準優勝という成績になりました。

 

 

 

 

 

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