2022年バドミントン世界選手権結果まとめ

2022年バドミントン世界選手権結果まとめ

日本開催となったバドミントン世界選手権の日本勢の結果をまとめます。

 

バドミントン世界選手権(2022/8/22〜)

 

・男子シングルス

 

1回戦

 

常山幹太 1〔21?13、16?21、13?21〕2 シットヒコム・タンマシン(タイ)
奈良岡功大 2〔21?12、21?17〕0 ダニロ・ボスニウク(ウクライナ)
西本拳太 2〔21?15、21?19〕0 アンダース・アントンセン(デンマーク)
桃田賢斗 2〔21?16、21?14〕0 リノ・ムノズ(メキシコ)

 

2回戦

 

奈良岡功大 0〔18?21、11?21〕2 クンラビット・ビティサラン(タイ)
西本拳太 2〔14?21、21?7、21?13〕1 フェリックス・バーステッド(スウェーデン)
桃田賢斗 0〔17?21、16?21〕2 プラノイ・H.S.(インド)

 

3回戦

 

西本拳太 0〔13?21、6?21〕2 クンラビット・ビティサラン(タイ)

 

全種目の中で唯一日本勢が一人もベスト8に残れないという種目になってしまいました。

 

世界ランク2位の桃田も2回戦敗退と本来の調子を戻せていません。

 

西本は初戦で世界ランク3位のアントンセンに勝利するなど健闘しましたが、タイのエース、クンラビットに敗れました。

 

 

・男子ダブルス

 

1回戦

 

竹内義憲/松居圭一郎 2〔21?12、21?7〕0 姜a赫/金載煥(韓国)
小野寺雅之/岡村洋輝 2〔21?11、19?21、21?15〕1 アットリ/レッディ(インド)

 

2回戦

 

古賀輝/齋藤太一 2〔21?17、19?21、21?15〕1 竹内義憲/松居圭一郎
小野寺雅之/岡村洋輝 0〔13?21、10?21〕2 アルディアント/アルフィアン(インドネシア)
保木卓朗/小林優吾 2〔21?17、21?12〕0 デリュウィ/ヴィレガー(フランス)

 

3回戦

 

古賀輝/齋藤太一 0〔19?21、16?21〕2 アルディアント/アルフィアン(インドネシア)
保木卓朗/小林優吾 2〔21?12、21?14〕0 ダン/ホール(スコットランド)

 

準々決勝

 

保木卓朗/小林優吾 1〔22?24、21?15、14?21〕2 シェティ/ランキレッディ(インド)

 

世界選手権連覇を狙った前回王者、保木/小林ペアですがベスト8で敗れて連覇はならず。

 

トマス杯優勝の立役者となったインドのエースペアの勢いは止められませんでした。

 

男子ダブルスはメダル無しに終わっています。

 

 

 

・女子シングルス

 

1回戦

 

大堀彩 1〔21?12、19?21、11?21〕2 グエン・トゥイリン(ベトナム)

 

2回戦

 

橋沙也加 2〔9?21、21?16、21?13〕1 キム・ガユン(韓国)
山口茜 2〔21?12、21?15〕0 グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)

 

3回戦

 

山口茜 2〔21?18、21?7〕0 橋沙也加

 

準々決勝

 

山口茜 2〔21?17、21?17〕0 キャロリーナ・マリン(スペイン)

 

準決勝

 

山口茜 2〔21?19、21?12〕0 アン・セヨン(韓国)

 

決勝

 

山口茜 2〔21?12、10?21、21?14〕1 陳雨菲(中国)

 

山口茜が見事に世界選手権連覇を達成。

 

3回戦では橋沙也加との日本人対決を制すと、準々決勝では元世界女王のマリン、準決勝ではパリ五輪での最大のライバルになりそうな若手のアンセヨンにストレート勝ちと勝ち上がりも完璧。

 

決勝では東京五輪金メダリストの陳雨菲も撃破しました。

 

文句無しに現時点で女子シングルスのトップは山口だと世界に示す結果と言えるでしょう。

 

 

 

・女子ダブルス

 

2回戦

 

松本麻佑/永原和可那 2〔21?17、21?18〕0 ベンヤパ/ヌンタカラン(タイ)
中西貴映/岩永鈴 2〔23?21、21?15〕0 ジルエ/セイネン(オランダ)
志田千陽/松山奈未 2〔21?17、21?9〕0 チェ/ウー(カナダ)

 

3回戦

 

松本麻佑/永原和可那 2〔21?13、21?9〕0 杜?/李?妹(中国)
中西貴映/岩永鈴 1〔19?21、10?21、12?21〕2 ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
志田千陽/松山奈未 2〔21?16、21?16〕0 タン/ティナー(マレーシア)

 

準々決勝

 

松本麻佑/永原和可那 2〔21?13、19?21、21?12〕1 李紹希/申昇?(韓国)
志田千陽/松山奈未 0〔16?21、15?21〕2 金昭英/孔熙容(韓国)

 

準決勝

 

松本麻佑/永原和可那 0〔13?21、14?21〕2 陳清晨/賈一凡(中国)

 

元世界ランク1位ペアの松本/永原が銅メダルを獲得。

 

松本/永原は世界選手権で4大会連続のメダル獲得となりました。

 

準々決勝では前回大会銀メダルペアの李紹希/申昇?に勝利。

 

準決勝では今回世界選手権連覇をすることとなった陳清晨/賈一凡に大差で敗れてしまいましたが、これはパリ五輪までに対策必須でしょう。

 

また東京五輪後に日本女子ダブルスの新エースとなった志田/松山は準々決勝敗退という結果でした。

 

 

 

・混合ダブルス

 

1回戦

 

山下恭平/篠谷菜留 2〔21?13、21?17〕0 ヴィレガー/トラン(フランス)
緑川大輝/齋藤夏 2〔21?14、21?13〕0 デリュー/へリアウ(フランス)

 

2回戦

 

山下恭平/篠谷菜留 2〔21?13、21?18〕0 クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)
渡辺勇大/東野有紗 2〔21?12、21?7〕0 ダン/トランス(スコットランド)
緑川大輝/齋藤夏 1〔21?15、13?21、18?21〕2 ラムスフス/ロハウ(ドイツ)
金子祐樹/松友美佐紀 1〔21?19、11?21、17?21〕2 ヒー/タン(シンガポール)

 

3回戦

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21-12、21?19〕0 タベリング/ピキ(オランダ)
山下恭平/篠谷菜留 0〔12?21、14?21〕2 タンKM/ライPJ(マレーシア)

 

準々決勝

 

渡辺勇大/東野有紗 2〔21-17、21?13〕0 ゴーSH/ライSJ(マレーシア)

 

準決勝

 

渡辺勇大/東野有紗  2〔21?8、21?6〕0 ラムスフス/ロハウ(ドイツ)

 

決勝

 

渡辺勇大/東野有紗 0〔13?21、16?21〕2 鄭思維/黄雅瓊(中国)

 

日本混合ダブルスのエースペア、渡辺/東野が銀メダルを獲得。

 

準決勝では世界ランキング1位のデチャポル/サプシリーを破って勝ち上がってきた勢いのあるドイツペアを一蹴しました。

 

しかし決勝では世界ランク2位で今シーズン絶好調の鄭思維/黄雅瓊に敗戦。

 

間違いなくパリ五輪でも金メダルに向けて一番の強敵になってくるでしょう。

 

次回大会以降でのリベンジに期待です。

 

 

 

 

 

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