2020、2021年スポーツ重大ニュースベスト10
年末恒例。私が独断と偏見で選ぶ今年のスポーツ10大ニュース+1を書いていきます。
なお昨年の2020年はコロナ禍でほとんどのスポーツイベントが止まった影響もあり書いていませんので、今年は2020年と2021年の2年分のスポーツニュースをまとめて対象とします。
次点:日本ボクシング界の活躍
オリンピックでも金メダルを含む3つのメダルを獲得した日本ボクシング界。
オリンピック後の世界選手権でもバンタム級の坪井智也とバンタム級の坪井智也が金メダルを獲得。
プロボクシングの世界でも井上尚弥、京口紘人、井岡一翔らが世界タイトルマッチで王者を防衛するなど活躍した。
10位:小林陵侑がW杯日本人男子最多勝利記録を更新
日本のエース、小林陵侑はオリンピックシーズンとなった今季も絶好調。
W杯ルカ大会では荻原健司と渡部暁斗を抜いて、すべてのFISワールドカップでの日本人最多となる通算20勝目を挙げると、その後も勝利を重ねて通算23勝まで勝利数を伸ばした。
9位:体操世界選手権の日本勢女子の活躍
これまで世界大会では男子に比べて女子の活躍は少なかったが、地元開催となった今年の世界体操では女子が大活躍。
平均台では芦川うららが金メダルを獲得。そして現役ラスト演技となった村上茉愛も床で金メダルを獲得。
女子が二つの金メダルを獲得するというのはオリンピック、世界選手権を通じて史上初の快挙となった。
8位:スノーボードハーフパイプでの戸塚優斗の活躍
2019/20シーズンからの活躍は顕著で、BurtonUSOpen、XGames、世界選手権などほとんどの主要大会で優勝。
今季も好調を維持しており、北京五輪でも金メダル大本命と言われる存在にまで成長した。
7位:鈴木健吾が男子マラソンで日本最高記録を樹立
最後の開催となったびわ湖毎日マラソン。
鈴木健吾は終盤にスパートすると35〜40kmを14分39秒、ラスト5kmを14分23秒でカバーする驚異的な走りで、2時間04分56秒の日本最高記録を樹立。
従来の大迫傑が持っていた記録を更新した。
6位:池江璃花子の復活
白血病との闘病によりオリンピック出場は不可能と思われた池江だが、オリンピックの1年延期によりチャンスが巡ってきた。
そして東京五輪の代表選考を兼ねた日本選手権の100メートルバタフライ決勝において57秒77で3年ぶりに優勝。
リレーメンバーとして東京五輪の代表権を掴んだ。
さらに100メートル自由形でも優勝して東京五輪の400メートルフリーリレーのメンバーにも内定したほか、50メートル自由形、50メートルバタフライも制して4冠を達成した。
5位:羽生結弦がスーパースラムを達成
2020年の4大陸選手権で優勝した羽生結弦。
これによりジュニアの世界選手権、GPファイナル、シニアの五輪、世界選手権、GPファイナル、4大陸選手権という主要国際大会6つをすべて制す「スーパースラム」の快挙を達成した。
4位:大坂なおみがグランドスラムで2勝
2020年の全米オープンと2021年の全豪オープンを連勝するという快挙を達成。
その後メンタルヘルスの問題で大会を欠場したものの東京五輪で復帰。
東京五輪では聖火リレーの最終ランナーも務めた。
3位:松山英樹がマスターズ優勝
2021年の米マスターズ・トーナメントで2位のウィル・ザラトリスを1打差で振り切り、日本人およびアジア人史上初のマスターズ・トーナメント優勝を果たした。
またゴルフ四大メジャー大会で初の日本人優勝となった。
この優勝によりオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの名誉会員の権利を獲得し、現役プロゴルフ選手である限りツアー成績に関わらず本大会に出場することが可能となった。
2位:大谷翔平が2刀流で活躍し、メジャーリーグMVPを満票で受賞
シーズン通じて投手と打者の2刀流で活躍。
打者としての最終成績は打率.257、46本塁打、100打点、OPS.965、26盗塁、投手としての最終成績は9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という飛躍のシーズンとなった。
そしてアメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)に史上19人目の満票で選出された。
1位:東京オリンピック、パラリンピックでの日本勢の活躍
1年の延期を経て開催された東京オリンピック、パラリンピック。
オリンピックでは金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個、総計58個と金メダル数、総メダル数共に史上最高成績を記録。
パラリンピックでも金メダル13個、銀メダル15個、銅メダル23個と金メダルゼロに終わった前回リオパラリンピックから大きく飛躍。
多くの競技で日本人選手が大活躍する素晴らしい大会となった。
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