2021年スピードスケートW杯スタヴァンゲル大会 結果まとめ

2021年スピードスケートW杯スタヴァンゲル大会 結果まとめ

スピードスケートW杯の第2戦となるスタヴァンゲル大会がノルウェーで開催されました。

 

入賞以上の成績を残した日本勢の結果をまとめます。

 

 

・男子500m 1st(世界記録:33.61)

 

1位 Laurent Dubreuil(CAN) 34.573
2位 Artem Arefyev(RUS) 34.608
3位 Marek Kania(POL) 34.653
5位 新濱 立也(JPN) 34.792
6位 森重 航(JPN) 34.827

 

 

・男子500m 2st(世界記録:33.61)

 

1位 新濱 立也(JPN) 34.578
2位 Laurent Dubreuil(CAN) 34.610
3位 Artem Arefyev(RUS) 34.671
4位 森重 航(JPN) 34.688

 

 

500mの2本目で新浜がトマショフマゾウィエツキ大会に続いての連続優勝。

 

1戦目で勝利しているカナダのLaurent Dubreuilがトマショフマゾウィエツキ大会でも連続で表彰台に上がっており、4戦連続表彰台。

 

非常に安定感があり、北京五輪では怖い存在になりそうです。

 

 

・男子1000m(世界記録:1:05.69)

 

1位 Thomas Krol(NED) 1:08.661
2位 Kai Verbij(NED) 1:08.688
3位 Kjeld Nuis(NED) 1:08.741
5位 山田 将矢(JPN) 1:08.876
6位 小島 良太(JPN) 1:08.911

 

 

山田が5位、小島が6位という結果。

 

第一戦に続きオランダ勢が表彰台を独占しましたが、小島も第1戦6位で今回も6位と上位には残っています。

 

 

・男子1500m(世界記録:1:40.17)

 

1位 Zhongyan Ning(CHN) 1:45.167
2位 Joey Mantia(USA) 1:45.552
3位 Min Seok Kim(KOR) 1:45.636
6位 野々村 太陽(JPN) 1:46.213
8位 山田 和哉(JPN) 1:46.273

 

 

野々村が6位、山田が8位と二人入賞。

 

第一戦では一戸が4位、小田が7位と二人が入賞しており、層が厚くなってきました。

 

 

・女子500m 1st(世界記録:36.36)

 

1位 Erin Jackson(USA) 37.602
2位 小平 奈緒(JPN) 37.708
3位 Kaja Ziomek(POL) 37.746

 

 

・女子500m 2st(世界記録:36.36)

 

1位 小平 奈緒(JPN) 37.523
2位 Erin Jackson(USA) 37.671
3位 Angelina Golikova(RUS) 37.712

 

 

1本目はErin Jacksonが第1戦から通じて3連勝。

 

しかし2本目で小平がErin Jacksonの連勝をストップさせました。

 

オリンピックでも小平とErin Jacksonの熾烈な争いになることが予想されます。

 

 

・女子1000m(世界記録:1:11.61)

 

1位 Brittany Bowe(USA) 1:14.168
2位 木 美帆(JPN) 1:15.014
3位 小平 奈緒(JPN) 1:15.161

 

 

Brittany Boweが第1戦に続いて連勝。木が2位、小平が3位というのも第1戦と同じ順位です。

 

タイム差が大きいのでこの距離でBrittany Boweに勝つのは至難の業でしょうか。

 

 

・女子1500m(世界記録:1:49.83)

 

1位 木 美帆(JPN) 1:55.679
2位 Ireen Wust(NED) 1:56.251
3位 佐藤 綾乃(JPN) 1:56.515

 

 

木美帆が第1戦に続いて連勝。さらに佐藤綾乃も3位に入っています。

 

木美帆のオリンピック金メダルが期待できると共に、佐藤綾乃の表彰台はチームパシュートの金メダルにも近付く好成績と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

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