2015年世界水泳カザンメダル獲得数予想

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2015年世界水泳カザンメダル獲得数予想

恒例のスポーツ予想シリーズです。過去の予想と結果はこちら(左が予想で右が結果)

2002年　日韓W杯優勝予想　イタリア→ブラジル
2004年　アテネ五輪金メダル獲得予想　9→16
2005年　ヘルシンキ世界陸上メダル獲得予想　2→2
2006年　トリノ五輪メダル獲得予想　7→1
2006年　ドイツW杯優勝予想　イタリア→イタリア
2007年　大阪世界陸上メダル獲得予想　5→1
2008年　北京五輪金メダル獲得予想　11→9
2009年　世界水泳ローマメダル獲得予想　4→4
2009年　世界陸上ベルリンメダル獲得予想　1→2
2010年　バンクーバー五輪メダル獲得予想　4→5
2010年　南アフリカW杯優勝予想　スペイン→スペイン
2011年　世界水泳上海メダル獲得予想　8→6
2011年　世界陸上テグメダル獲得予想　1→1
2012年　ロンドン五輪金メダル獲得予想　12→9
2013年　世界水泳バルセロナメダル獲得予想　6→6
2013年　世界陸上モスクワメダル獲得予想　1→1

2014年　ブラジルW杯優勝予想　アルゼンチン→ドイツ

さて今回は日程順にメダル期待種目を紹介していくことにします。

メダル候補者一挙紹介

まず8/3は小関也朱篤が１００平の決勝。この種目はピーティーとマードックというイギリス勢二人が強い。他にも強豪が多く１２年五輪、１３年世界水泳では５９秒台でもメダルを取れていますがおそらく今年は５８秒台じゃないとメダルは厳しい。小関のSBを考えるとなんとか銅メダルに届くかどうか。

女子２個メ決勝には渡部香生子が出場。渡部は今季世界ランク３位でメダル圏内。ハンガリーのホッスーにはちょっと勝てそうもないですが銀メダルなら狙えそう。ただ渡部の今季SBは2:09:81は近年の五輪、世界水泳ではメダル圏外タイムなので本番で9秒台前半は出したい。

8/4の男子１００背には入江陵介が登場。入江は今季世界ランク二位だが昨年アジア大会で52秒34を出した時くらいで泳げばおそらく金メダルにも手が届く。アメリカのマシューグレイバーズ、中国のジョカヨあたりも不気味だがこの種目は金メダルを期待したい種目。

女子１００平の渡部香生子は今季世界ランク４位。ただ上位３人とは少しタイム差が開いていてメダルはやや厳しいか。渡部のシーズンベストは1:06:45だがメダルラインはおそらく1:05:05あたりになる。渡部がメダルを取るためにはSBを1秒近く上回る泳ぎが求められる。

8/5の男子２００バタ決勝には瀬戸大也が登場。瀬戸は去年も今年も世界ランク一位でこの種目の本命。１２年五輪以降1:53秒台を出している選手はいないので昨年アジア大会の1:54:08くらいで泳げばおそらく金メダルは取れる。ただやはり53秒台での金メダルに期待したい。

8/6は男子２個メに瀬戸大也。瀬戸は世界ランク二位だが一位の萩野が欠場のため出場選手中のランキングでは一位。前日の２バタで金メダルが取れていればここでもいい流れで泳げて２冠というのも期待できる。ただロクテが本調子なら今でも瀬戸より力は上だろう。

女子２バタには星奈津美が出場。ロンドン五輪銅メダリストだが今季世界ランクは５位。ランク３位の選手とは１秒近く差があり、今大会もメダルラインはおそらく2:05:5あたりの高水準で争われると思われる。つまり2:05:48で銅メダルを取った五輪当時の調子くらいを取り戻さないとメダル獲得は厳しい。

8/7の男子２００背には入江陵介。入江は今季世界ランク一位で入江以外に目立った記録を残している選手もおらず優勝候補筆頭。昨年アジア大会で優勝した時の1:53:26くらいで泳げばまず誰も勝てずぶっちぎりで優勝できるだろう。悲願の金メダルを今大会こそは獲得して欲しい。

女子２００平には渡部香生子。今季世界ランク一位で2:20:90を出している。このタイムは金メダルも見据えるタイムだがエフィモア、ペダーセンが本調子なら19秒台で泳ぐ力を持っているので楽観はできない。ただ21秒を切るタイムを決勝できっちり出せればメダルは取れるだろう。

男子２００平には小関也朱篤。小関も今季世界ランク一位で2:07:77というタイムはかなり高水準。ただ昨年のアジア大会では2:07:67を出したバランディンに敗れている。コッホ、マードックも昨年7秒台前半で泳いでいて、金メダル争いは7秒台前半というハイレベルな水準になるかもしれない。

8/9の男子４個メは瀬戸大也。前回王者の瀬戸は世界ランク二位だがこの種目も２個メ同様萩野がランク一位なので出場選手の中では瀬戸が一位。ただ昨年のランキングを見ると瀬戸より速く泳いだ選手が萩野以外に３人いるので油断は禁物。メダルのためには4:08秒台が欲しい。

そして最終種目に男子メドレーリレー決勝。おそらく入江-小関-藤井-中村というオーダーが予想される。入江と小関でリードしたいところだがこの種目ばかりは他国のオーダーも未知数すぎてなんとも言えないｗ。ただメダル争いをする力は十分にある。

メダル獲得数合計予想

ということで世界ランクでは結構日本勢は上位にいます。ただ海外勢は本番で一気にタイムを伸ばしてくることも多いので世界ランクを信じすぎるのは禁物です。世界ランクを信用しすぎて過去の予想で痛い目見てきたので「競泳は世界ランクを信じすぎるな」が教訓になってますｗ

とはいえそれでもさすがにメダルは取れるだろうというのが入江の２００背と瀬戸の２バタ。加えて入江の１００背、瀬戸の４個メ、渡部の２００平もおそらく取れるような気がしています。メダル獲得数最低ラインは以上の５個。あとはいくつ上乗せできるかどうか。

小関の１００平、２００平、渡部の１００平、２個メ、瀬戸の２個メ、星の２バタ、男子メドレーリレーが上乗せ候補ですが小関の２００平と瀬戸の２個メはいけるかも、他は厳しいかな、という感じなので小関か瀬戸のどちらかが１個上乗せしてくれるとして計６個！という予想でどうでしょうか。

ちょっと厳しめな予想ですが競泳は厳しめに予想した方がちょうどいいくらいで、実際二年前の世界水泳バルセロナの時の予想も自分の中では厳しめの６個と予想してピタリ的中させたので今回も６個ということにしておきます。

2015年世界水泳カザンメダル獲得数予想

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