2021卓球アジア選手権 個人戦結果

2021卓球アジア選手権 個人戦結果

卓球アジア選手権。個人戦も全て終了しましたので結果をまとめます。

 

 

・男子シングルス

 

1回戦

 

吉村和弘 3-1 Bilegt BATKHISHIG(モンゴル)
木造勇人 3-0 Moosa AHMED(モルディブ)
村松雄斗 3-0 Mohammad SALAMEH(ヨルダン)
戸上隼輔 3-0 Ebrahim Abdulhakim GUBRAN(イエメン)

 

 

2回戦

 

吉村和弘 3-0 UKTAMBOEV Mukhammad(ウズベキスタン)
木造勇人 3-0 ANORBOEV Abdulaziz(ウズベキスタン)
村松雄斗 1-3 李尚洙(韓国)
篠塚大登 3-1 呉栢男(香港)
戸上隼輔 3-0 黄鎮廷(香港)

 

 

3回戦

 

吉村和弘 3-2 林鐘勲(韓国)
木造勇人 3-1 陳建安(台湾)
篠塚大登 3-0 CHEW Zhe Yu Clarence(シンガポール)
戸上隼輔 3-2 SHETTY Sanil(インド)

 

 

4回戦

 

吉村和弘 3-1 サティアン・グナナセカラン(インド)
木造勇人 3-2 安宰賢(韓国)
篠塚大登 3-0 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)
戸上隼輔 3-0 FENG Yi-Hsin(台湾)

 

 

準々決勝

 

吉村和弘 0-3 張禹珍(韓国)
木造勇人 0-3 荘智淵(台湾)
戸上隼輔 3-2 篠塚大登

 

 

準決勝

 

戸上隼輔 1-3 李尚洙(韓国)

 

 

最高成績は戸上のベスト4。2回戦では香港のエース、黄鎮廷も破っています。

 

準決勝は東京五輪代表で世界ランキング22位のイサンスに力及ばず敗れましたが、大健闘の結果と言ってもいいでしょう。

 

戸上は前週のWTTスターコンテンダードーハからシングルス、男子ダブルス、混合ダブルス、団体戦とフル回転で、2週間でこなした試合はなんと30試合。

 

相当大変だったと思いますが、まだ国際大会経験の浅い20歳の戸上にとって素晴らしい経験になったのではないでしょうか。

 

また3回戦では吉村和弘が林鐘勲に勝利、木造勇人が陳建安に勝利、4回戦で篠塚大登がゲラシメンコに勝利と戸上以外にも各国の実績のある選手に勝っている日本選手が複数人いるというのは注目ポイントです。

 

なお決勝は戸上に準決勝で勝利した李尚洙が荘智淵を破って優勝しました。

 

 

・女子シングルス

 

1回戦

 

長ア美柚 3-0 Haiqa HASSAN(パキスタン)

 

 

2回戦

 

長ア美柚 1-3 田志希(韓国)
安藤みなみ 3-0 Sadia Rahman MOU(バングラデシュ)
佐藤瞳 0-3 申裕斌(韓国)
芝田沙季 3-1 リン・イエ(シンガポール)
早田ひな 3-0 李皓晴(香港)

 

 

3回戦

 

安藤みなみ 3-1 MUKHERJEE Sutirtha(インド)
芝田沙季 3-0 MUKHERJEE Ayhika(インド)
早田ひな 3-0 KHADJIEVA Rozalina(ウズベキスタン)

 

 

4回戦

 

安藤みなみ 3-0 サウェータブット・スターシニー(タイ)
芝田沙季 3-0 PINYOPISAN Phantita(タイ)
早田ひな 3-0 SALPAHDORU Muthumali(スリランカ)

 

 

準々決勝

 

安藤みなみ 3-2 田志希(韓国)
早田ひな 3-0 杜凱?(香港)
芝田沙季 3-0 徐孝元(韓国)

 

 

準決勝

 

安藤みなみ 1-3 申裕斌(韓国)
早田ひな 3-2 芝田沙季

 

 

決勝

 

早田ひな 3-1 申裕斌

 

 

早田ひなが前週のWTTスターコンテンダードーハに続きシングルスで優勝。

 

決勝は韓国期待の若手、シンユビンが相手でしたが勝負強さで一枚上手なところを見せつけました。

 

早田に対しては今大会出場していない中国からも早くも警戒の声が聞こえてきています。

 

 

 

・男子ダブルス

 

1回戦

 

木造勇人/吉村和弘 3-0 Asad ALRAISI/Haitham AL-MANDHARI(オマーン)

 

 

2回戦

 

木造勇人/吉村和弘 3-2 PANG Yew En Koen/CHUA Josh Shao Han(シンガポール)
宇田幸矢/戸上隼輔 3-0 Zokhid KENJAEV/Abdulaziz ANORBOEV(ウズベキスタン)

 

 

3回戦

 

木造勇人/吉村和弘 1-3 張禹珍/林鐘勲(韓国)
宇田幸矢/戸上隼輔 3-1 安宰賢/趙勝敏(韓国)

 

 

準々決勝

 

宇田幸矢/戸上隼輔 3-1 林兆恒/呉栢男(香港)

 

 

準決勝

 

宇田幸矢/戸上隼輔 3?0 カマル・アチャンタ/サティアン・グナナセカラン(インド)

 

 

決勝

 

宇田幸矢/戸上隼輔 3-1 張禹珍/林鐘勲(韓国)

 

 

期待の若手、宇田/戸上の明治大学ペアが韓国のエースペアを決勝で破って見事に優勝。

 

男子ダブルスはアジア選手権で日本勢として45年ぶりの優勝です。

 

前週のWTTスターコンテンダードーハでもベスト4まで進んでおり、安定して結果を残せるペアになってきました。

 

現状男子ダブルスの一番手のペアと見て間違いないでしょう。

 

3回戦ではドーハで敗れた韓国ペア相手に勝利しているところも評価できるポイントです。

 

 

 

・女子ダブルス

 

1回戦

 

長ア美柚/安藤みなみ 3-0 Shima SAFAEI/Maryam FAREI(イラン)
佐藤瞳/芝田沙季 3-1 Neda SHAHSAVARI/Marshid ASHTARI(イラン)

 

 

2回戦

 

長ア美柚/安藤みなみ 3-0 AMINAH Siti/WIDARAHMAN Novida(インドネシア)
佐藤瞳/芝田沙季 3-0 崔孝珠/リー・ジオン(韓国)

 

 

準々決勝

 

長ア美柚/安藤みなみ 3-2 MUKHERJEE Sutirtha/MUKHERJEE Ayhika(インド)
佐藤瞳/芝田沙季 2-3 杜凱?/李皓晴(香港)

 

 

準決勝

 

長ア美柚/安藤みなみ 0-3 田志希/申裕斌(韓国)

 

 

前週のWTTスターコンテンダードーハに続く連続優勝を狙った長崎/安藤ペアですが、惜しくも準決勝で敗戦。

 

とはいえ相手は現在韓国のダブルエースとも言えるチョンジヒ、シンユビンというダブルスですから致し方ない敗戦とも言えるでしょう。

 

決勝も長崎/安藤ペアを破って勝ち上がった韓国ペアがそのまま優勝しました。

 

 

 

・混合ダブルス

 

2回戦

 

木造勇人/安藤みなみ 3-0 Zeyad ALDMAISY/Bara AL-WEDIAN(ヨルダン)
戸上隼輔/早田ひな 3-0 Chameera GINIDE/Ishara MADURANGI(スリランカ)

 

 

3回戦

 

木造勇人/安藤みなみ 1-3 PANG Yew En Koen/リン・イエ(シンガポール)
戸上隼輔/早田ひな 3-0 Napat THANMATHIKOM/Wirakarn TAYAPITAK(タイ)

 

 

準々決勝

 

戸上隼輔/早田ひな 3-2 馮翊新/陳思羽(台湾)

 

 

準決勝

 

戸上隼輔/早田ひな 3-0 黄鎮廷/杜凱?(香港)

 

 

決勝

 

戸上隼輔/早田ひな 3-1 張禹珍/ 田志希(韓国)

 

 

このペアも前週のスターコンテンダードーハに引き続き優勝。

 

決勝もドーハと同じ対戦でしたが、韓国のチャンウジン/チョンジヒというエースペアに対して見事に勝利しています。

 

早田は団体、女子シングルスと合わせて47年ぶりのアジア選手権3冠達成。

 

早田は混合ダブルスでは張本も組んでも戸上と組んでも結果を残すというオールマイティカードのような存在になってきました。

 

パリ五輪に向けてどのペアを本命としていくのか強化部も頭を悩ませるところでしょう。

 

 

 

 

 

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