2007年親善試合 ペルー戦の考察

2007年親善試合 ペルー戦の考察

今年のオシムジャパンの初戦となったペルー戦。欧州組が初合流ということで色々話題にはなっていましたが2−0で勝利。結果自体は満足すべきものであると思います。

 

キーパーと1対1などの決定的なチャンスをあまり作れなかったのは課題ですが個々の動きはよかったし何より合流した欧州組がきっちり結果を残したのがよかった。

 

 

中村俊輔はやっぱ上手い!ファンが期待していたようなFKからの直接ゴールや完全に1対1を作り出すようなスルーパスこそ無かったです。

 

ただ2アシストは流石ですし今日の試合の決定的チャンスのほとんどが俊輔絡みだったことを考えればやはり日本に欠かせない選手なんだなと再確認。でも長年俊輔を応援し続けてきたファンから言わせて貰うとまだまだ俊輔の凄さはこんなもんじゃないよ(笑)

 

 

高原直泰も期待通りゴールを決めましたね。素晴らしいゴールでした。昨年のドイツ戦以来好調を持続させていますよね。ゴールの質があがっている。この調子を維持することが出来れば間違いなく日本のエースストライカーです。

 

 

収穫の多かった試合

 

まあ色々課題もありましたが欧州組が結果を残したこと、中澤佑二、トゥーリオという自分が考えていた日本最強のCB二人が0点に抑えたこと、新加入の面々が代表デビューしたこと、エース候補だった巻誠一郎がようやく点を入れたことなど収穫も多かったのでとりあえず満足です。

 

今まで3バックの二人が阿部勇樹と今野泰幸だったりと大分ちぐはぐな感じがしていた代表でしたが今日でほぼ最強メンバーに近づいたと思いますね。

 

おそらくこの面子に中田浩二と松井大輔を加えたメンバーが今の日本最強チームでは無いかと思います(あわよくば小野伸二もw)。アジアカップが俄然楽しみになってきました。

 

 

 

 

 

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