2005年世界陸上四日目

2005年世界陸上四日目

為末大見事に銅メダル獲得!いやー凄い!しかもカーロンクレメントに勝っての銅!四年前も取ってますが今大会は重みが違いますね。

 

織田さんも言ってましたがフェリックスサンチェス、カーロンクレメント、ジェームズカーター、バーションジャクションなどが相手だったので正直メダル取れるとは思って無かったです。

 

 

01エドモントンで銅を取ったが03パリ、04アテネでは惨敗。私は正直為末はもう終わったと思いましたし為末本人もそう思った事があったかもしれません。しかし彼はあきらめなかった。そして夢を現実にしました。本当に素晴らしいですね。

 

「カーロンに競り勝てたのは日本人の魂のおかげ」って言ってたのにも本当に感動しました。しかし「為末は凄いいい走りをしている。メダルも狙える」とか「金を取るのはバージョンジャクソンだと思う」などと言ってたマイケルジョンソンは凄い見る目ありますねw。

 

 

そしてこの日は男子棒高跳びで支柱が折れて競技が一時中断するというハプニングもありました。大きな大会では必ず一回はハプニングが起こるものですがやっぱり今大会も起きましたね。

 

結局競技は再開されましたがその裁定を不服とした今期世界ランク二位、アメリカのトビースティーブンソンが棄権したり嵐のため突風で全然距離を伸ばせなかったりついには豪雨、雷雨が降り出して200の二次予選が翌日に延期されたりと波瀾は続きます。

 

そんな中、澤野大地も一時はダメかと思いましたが予選抜けてよかった。風に苦しめられましたが最後は風を味方につけました。

 

 

女子走り幅跳びは日本の池田久美子。残念ながら12人まで決勝に残れるところ13位で予選落ち。12位との差はたった2cm・・・。惜しかった。

 

また男子3000障害はカタールにスカウトされて故郷ケニアを捨てて帰化しカタール代表となったサイフサイードシャヒーンが優勝。

 

そして女子800決勝はなんとノーマークだったキューバのカラタイルドが優勝!私が優勝すると予想したベンハシは二位。アンドレアノアの三位は当たりましたがやっぱり意外でした。

 

 

今日の見所

 

さて今日の注目種目は女子棒高跳びのエレーナイシンバエワ!いよいよ決勝です。夢の記録をさらに超える世界新記録を出す事が出来るのかどうか。絶対に見逃せません。

 

そして昨日延期された男子200も今日は二次予選と準決勝をまとめてやります。日本の末續慎吾はもちろんの事ガトリン、ポニョンら100&200同時出場組対前回王者のジョンカペルやタイソンゲイ、ウサインボルトらの200専念組との対決が楽しみです。

 

 

そして女子400も決勝。ダーリング、ゲバラ、リチャーズの三強の争いになると思いますが誰が勝つか楽しみですね。男子1500も決勝。ラムジ対キプチルチルの争いになりそうです。

 

女子200も予選開始。200アテネ金、今大会100銀のキューバのベロニカキャンベル、アテネ銀、アメリカの19歳女子大生アリソンフェリックスの優勝候補二人が順当に抜けてくるかまずは注目。

 

今日も見逃せませんね。イシンバエワの世界新&末続の決勝進出に期待!

 

 

 

 

 

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