2005年世界陸上五日目

世界陸上五日目

さて世界陸上もいよいよ中盤に差し掛かってきました。今日も悪天候は変わらず世界新が期待されたエレーナイシンバエワが出場する女子棒高跳びは延期。

 

まああの風じゃ世界新は絶対出ないですし大会運営サイドが選手にとってやりやすいように延期してくれたと前向きに考えましょう。

 

 

そして男子200で末續慎吾が残念ながら準決勝敗退。今期はケガもあったりフォームチェンジもあったりと万全な調整が出来たとは言えないので仕方ないでしょう。

 

二年前は両足スタート、なんば走法、フラット走法など画期的な走りをあみ出して見事銅メダルを獲得しましたがまあ今大会は再来年の大阪にむけての試運転ですね。そして決勝は面白くなってきました。

 

 

個人的な予想ではジャスティンガトリン、ウォーレススピアーモン、ジョンカペルのアメリカ三人衆にウサインボルトを加えた四人での争いになると思います。

 

前回パリの金メダリストであるカペルは調子悪いと思ったんですがいい走りしてますね。二連覇もありうると思います。女子5000予選に出場した福士はタイムで拾われて決勝進出。もう一度元気な走りを見せて欲しい。

 

 

男子1500決勝はやっぱりラシドラムジが優勝。アテネ金、銀のヒシャムエルゲルージ、バーナードラガト不在、さらにケニア有力選手二人も予選落ちでラムジ対キプチルチルの一騎討ちと言われていたんですがラムジ強かった。

 

キプチルチルは伸びませんでしたね。また女子400決勝はダーリング、リチャーズ、ゲバラの順位。まったく予想通りですw。その他予選に関してはまったく波瀾はなかったので割愛。

 

 

今日の見所

 

さて今日の見所はまず男子棒高跳びの澤野大地!いよいよ決勝です。今日も天候はあまりよくないようですが予選の時のように風を味方につけてメダルゲット!なんて事になってほしいですね。

 

また男子200も決勝。上記した通り上記四強の激しい争いになりそうですがそれ以外にもアメリカのタイソンゲイ、モーリシャスのバックランドなど有力選手たくさんいるので見逃せませんね。

 

女子200は準決勝。ベロニカキャンベル、アリソンフェリックスら優勝候補が順当に決勝に上がって来れるかどうかが注目。

 

 

女子100ハードルは決勝。前回のパリ王者、カナダのフェリシエンは準決勝で落ちてしまい同じく優勝候補だったアメリカのジョアンナヘイズが大本命に踊り出ました。しかし何が起こるかわからないのがこの100mハードルですからね。

 

男子三段跳びも決勝。あのジョナサンエドワーズ引退後無敵の強さを誇るスカンジナビアの貴公子、スウェーデンのクリスチャンオルソンに注目ですね。いよいよ佳境にさしかかってきた世界陸上。とにかく澤野メダル取ってくれ!

 

 

 

 

 

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