ATP年間ツアースケジュール(9月〜11月)

ATP年間ツアースケジュール(9月〜11月)

ATP男子ツアースケジュール紹介。

 

今回は9月の全米オープン終了後からツアーファイナルまでの大会を紹介します。

 

 

アジアシリーズ

 

全米オープン終了後は通称アジアシリーズがスタート。全米オープンの翌週のデビスカップ準決勝を挟んでからツアーが再開します。

 

9月3週のモゼール・オープンとサンクトペテルブルク・オープンはアジアではありませんが便宜上ここに含めます。

 

上位選手はATP500の大会に4大会以上出場する義務がありますが、そのうち1大会は全米オープン後に出場する必要があります。

 

 

9月第3週

 

・モゼール・オープン(ATP250)

 

フランスのメスという街で行われるハードの大会。アジアシリーズを控えているため、比較的穴場の大会。

 

地元のフランス勢がポイントを稼ぐ大会となっており、近年の優勝者にはツォンガ、シモン、モンフィスなどフランスの実力者が数多く名を連ねています。

 

 

・サンクトペテルブルク・オープン(ATP250)

 

ロシアのサンクトペテルブルクで行われるハードの大会。以前はカーペットのコートで行われていたこともあります。

 

こちらは上位ランカーが参戦することも多く、2015年はラオニッチが優勝、2016年はワウリンカが準優勝とトップ10クラスの選手も出場しています。

 

 

9月第4週

 

・深センオープン(ATP250)

 

中国の深センで行われるハードの大会。2013年まで行われていたタイ・オープンに替わり、2014年から新設されました。

 

創設年はマレーが電撃参戦し優勝。2015年と2016年はベルディヒが連覇しています。

 

 

・成都オープン(ATP250)

 

中国の成都で行われるハードの大会。2015年まで行われていたマレーシア・オープン・クアラルンプールに替わり2016年から新設。

 

初年度はあまり強豪が参戦しませんでしたが、賞金額は同週の深センオープンより高いことから、今後はこちらを選ぶ選手が増えるかもしれません。

 

 

10月第1週

 

・チャイナ・オープン(ATP500)

 

北京五輪の会場であった国家テニスセンターで行われるハードの大会。ATP500の大会にしては破格の賞金額で、例年多くのトップ選手が参戦しています。

 

ジョコビッチが圧倒的に強く過去6度優勝。その他近年の優勝者や準優勝者を見てもマレー、ナダル、チリッチ、ベルディヒ、ディミトロフ、ツォンガとそうそうたる名前が並びます。

 

 

・楽天ジャパン・オープン(ATP500)

 

日本テニスの聖地有明で行われるハードの大会。日本で行われる唯一のATPツアーでもあります。

 

2012年と2014年は錦織圭が優勝し、大いに会場を沸かせました。

 

同週に同じATP500でありながら賞金が2倍以上あるチャイナ・オープンがあるので多くの強豪はそちらに参戦しますが、近年は錦織以外にもワウリンカやラオニッチ、デルポトロ、ゴフィンらがこちらを選択しています。

 

 

10月第2週

 

・上海マスターズ(マスターズ)

 

欧州・北米以外で行われる唯一のマスターズ。2009年から創設された新しいマスターズですが、大会のホスピタリティには定評があります。

 

強豪が順当に勝ち上がる波乱の少ないマスターズとなっており、創設年にダビデンコが優勝した以降はマレー、ジョコビッチ、フェデラーが優勝を分け合っています。

 

 

欧州インドアシリーズ

 

アジアシリーズが終わった後は欧州の室内大会が数多く開催されるシーズンに突入していきます。

 

そしてその流れでツアーファイナルへ。

 

この時期は上位8人が出場できるファイナルを賭けて熾烈なランキングポイント争いが繰り広げられます。

 

10月第3週

 

・クレムリン・カップ(ATP250)

 

ロシアのモスクワで行われる室内ハードの大会。会場はモスクワオリンピックが開催されたオリンピックスタジアムです。

 

かつては地元ロシア勢が活躍していましたが、近年はガスケやチリッチなど10位台の選手が着実にポイントを稼ぐ位置づけの大会となっています。

 

 

・ストックホルム・オープン(ATP250)

 

スウェーデンのストックホルムで行われる室内ハードの大会。

 

この大会は250の大会にしてはかなり層が厚く、近年の上位進出者を見ると2010年にフェデラーが優勝したのを筆頭に、モンフィスやベルディヒ、デルポトロ、ディミトロフ、ツォンガ、フェレールといった上位ランカーが名を連ねています。

 

 

・ヨーロピアン・オープン(ATP250)

 

ベルギーのアントワープで行われる室内ハードの大会。2015年まで行われていたバレンシア・オープンに替わり、2016年から新設されました。

 

初戦度はガスケがシュワルツマンを決勝で破り優勝しています。

 

 

10月第4週

 

・エルステ・バンク・オープン(ATP500)

 

オーストリアのウィーンで行われる室内ハードの大会で、2015年からATP500に格上げされました。

 

フェレールが毎年出場大会に選んでおり、2014年は準優勝、2015年は優勝、2016年はベスト4と常に好成績。

 

またマレーもこの大会を選択しており、2014年と2016年に優勝しています。

 

 

・スイス・インドア(ATP500)

 

フェデラーの出生地であるスイスのバーゼルで行われる室内ハードの大会で、少年時代のフェデラーはこの大会のボールボーイとして参加していたというエピソードもあります。

 

もちろん今でも毎年参戦しており優勝回数は実に7回。名実共にフェデラーの大会と言っても過言ではないでしょう。

 

また錦織圭も近年は毎年出場しています。

 

 

10月第5週、11月第1週

 

・BNPパリバ・マスターズ(マスターズ)

 

フランスのパリで行われる年間最後のマスターズ。長年室内カーペットのサーフェスでしたが、2007年からは室内ハードの大会になっています。

 

マスターズ唯一の48ドローで、上位シードは5回勝てば優勝。ファイナル進出のための一発逆転を狙える大会です。

 

室内ハードで強さを見せるジョコビッチが2013年から2015年まで貫禄の3連覇をしていましたが、2016年にはマレーが優勝し世界ランク一位を奪取しました。

 

 

11月第2週

 

・ネクストジェネレーション・ATPファイナル

 

2017年から新設される21歳以下のマスターズ。イタリアのミラノで開催されます。

 

年間の獲得ポイント上位7名と主催者推薦の1名を加えた8名がツアーファイナルと同様のフォーマットで頂点を競います。

 

 

「男子プロテニスへの人気上昇が続いていることを受けて、後に明かされる多くのルール変更や改革などを試験的に導入する可能性がある」とのこと。

 

エントリー・ポイントとしてランキング・ポイントが与えられますが、大会自体にはポイントが加算されません。

 

 

11月第3週

 

・ATPワールドツアー・ファイナル

 

年間のランキングポイント上位8名だけが出場できる夢の舞台(ただし9位〜20位の選手の中にグランドスラム優勝者が居た場合、8位の選手に替わって出場)

 

いわばテニス界のオールスター。全てのテニス選手が憧れる舞台であり、出場するだけでも大変な名誉となる大会です。

 

 

まずは8人を2つのグループに分けて総当たりのリーグ戦を行い、各組上位2名が決勝ラウンドに進出。

 

1勝するだけで200ポイントとATP250大会の準優勝以上のポイントを獲得でき、準決勝で勝利で400ポイント、決勝で勝利すると500ポイントがもらえるボーナス大会でもあります。

 

 

この大会で圧倒的な強さを誇るのがジョコビッチ。

 

2011、2012、2014、2015と優勝しており、一時期は無敵の存在でした。

 

しかし2016年では世界一位を奪取したマレーがここでも決勝でジョコビッチを破り、貫禄を見せました。

 

 

 

 

 

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