ロンドン五輪最終日の考察(レスリング、男子マラソン、新体操)と4年後に向けて

ロンドン五輪最終日の考察(レスリング、男子マラソン、新体操)と4年後に向けて

とうとうロンドン五輪も最終日。

 

レスリングでは米満達弘が金メダルを獲得し、見事にアテネ越えとなる史上最多の38個目のメダル&夏季五輪通算400個目のメダル&日本選手団全日程メダル獲得というトリプル記録を金メダルで達成し、有終の美を飾ってくれました。

 

初戦で世界選手権覇者のタガビーと当たると危惧していましたが、タガビーは初戦で世界選手権三位のキューバの選手に敗戦。

 

 

最終的に銅メダルを獲得することになるこのキューバの選手に勝ったのが大きかったですね。世界選手権金銀銅が固まったブロックから米満が一人抜け出した時点でかなり金メダルを引き寄せたと思います。

 

これで男子レスリングとしては24年ぶりの金メダル。お家芸復活へこの流れを次回大会以降も続けて欲しい。

 

 

男子マラソンの中本が6位入賞

 

男子マラソンでは中本健太郎が見事に6位入賞。今の日本勢ができる最高の走りをしてくれましたね。2時間3分台、4分台のアフリカ勢がごろごろいる中で、最高でも2時間7分台の日本勢がまともに勝負しても潰れてしまうだけ。

 

自分の走りをしつつ崩れてくる上位陣を拾っていくしかない。この戦い方ではメダルは取れませんが入賞の可能性はある。それを実際にやってのけましたね。

 

 

今後はこの入賞をメダルに繋げられるかどうか。人種的な問題もあり、日本人が3分台、4分台を出すことは非常に難しいでしょう。

 

それよりもコンスタントに6分台を出す選手が出てきて欲しい。安定して6分台を出せる選手であれば、「拾っていって入賞」という走りではなく「拾っていってメダル」という走りもできるでしょう。

 

それにはやはり2時間7分48秒という日本歴代七位の記録を持つ藤原新に期待したい。今大会は崩れてしまいましたが、彼がもう少しタイムを上げて安定感も兼ね備えればもう一度メダル争いができる可能性はあるのではないでしょうか。

 

 

新体操のフェアリージャパンは7位入賞。エースの怪我ということもあって大変だったみたいですが、よく入賞してくれたと思います。

 

 

ロンドン五輪の評価

 

というわけでロンドン五輪はこれにて全日程が終了しました。

 

最終成績は金7、銀14、銅17という歴代最多の38個のメダル。しかし金メダル数では7個と前回を下回ってしまいました。

 

 

このような成績だと大会評価が「金メダルが少ないから失敗だ」、「いや史上最多のメダル数なんだから成功だ」などと議論になりがちですが、これはもうどちらの面もあると捉えるしかないと思います。

 

メダル数史上最多は本当に素晴らしい。全26競技中半分の13競技でメダル獲得というのも過去最高。スポーツ界全体の底上げができている。これは今後も継続していく。

 

 

一方で金メダルが少なかったのは反省点として受け止める。なぜ少なかったのかを分析して次回大会に活かす。

 

このようなスタンスでいればいいのではないでしょうか。

 

 

私の大会前の予想は金メダル12個でした。内訳は柔道5、競泳3、体操2、女子レス2というもの。体操、女子レスはいい線いってましたが、柔道と競泳が誤算でした。

 

反省の弁としてはw柔道は前年世界選手権の成績(金5個)を信じすぎてしまった。競泳は今期世界ランク一位を信じすぎてしまった(五輪前の今期世界ランク一位タイム保持者4人)。

 

 

JOCゴールドプランでは将来的に金メダル数世界三位という目標を立てています。今回の3位はイギリスの29個。4位のロシアまで23個と20個以上を獲得しています。

 

今大会の日本はメダル総数では6位に入ったものの、金メダル数では11位。4年後にいきなり世界3位は正直難しい。次回大会はまず20個以上獲得して世界5位以内というのが現実的な目標になるでしょう。

 

 

メダル数世界5位を実現させるための戦略

 

そのための展望を私なりに少し考えてみようと思います。柱はやはり柔道、競泳、体操、レスリング。

 

 

まずは今回惨敗した柔道。こちらは本当に五輪以外の年の世界選手権の成績や世界ランキングが当てにならないことがわかりました。

 

全14階級中、世界ランキング一位が五輪でも順当に優勝したのは松本薫、デコス、テディリネールの3人だけ。

 

 

また前年度世界王者が五輪でも優勝できたのはリネール、デコス、キムジェブンとこちらも3人だけ。

 

圧倒的な力で優勝候補大本命と言われた福見友子、中村美里、トウブン、ソビロフ、イリアディスなども金メダルを逃しているというのは世界の柔道界の実力が非常に接近しているということが言えます。

 

 

おそらく今後は谷亮子や野村忠宏のような圧倒的に勝ち続けるような選手を輩出するのは難しいでしょう。日本の取るべき道は世界の柔道に対応し、安定して世界トップを狙える実力があり、本番にきっちり力を出し切れる選手を育てること。

 

今までのように五輪以外の大会に闇雲に出場しランキングポイントを上げ、世界ランク上位を取るという方針を転換する必要があるでしょう。

 

 

女子の軽量級二つだって五輪以外の三年は日本勢は全て制してきたのに五輪年だけ落としては意味が無い。

 

五輪以外の年だけ圧倒的に強いのではなく、五輪に合わせた4年計画での調整、選手育成が必要でしょう。そのためには連盟の育成指針を根本から見直す必要があると思っています。

 

逆にそれをできれば日本はまだまだ世界のトップを保てる。要は五輪年以外で世界最強だった日本から五輪年でも世界最強の日本にすれば良いだけですから。

 

リオ五輪からは団体戦も導入されることが濃厚と言われています。個人戦14階級+団体戦男女の計16個ある金メダル中5個は最低でも確保したい。十分実現可能な数字だと思います。

 

 

競泳は金メダルゼロ。これは世界ランクを信じすぎてしまいました。日本勢も良い泳ぎをしましたが、それ以上に海外勢が五輪に合わせてタイムを急激に上げてきた。

 

たとえば北島康介は100と200で世界ランク一位でしたが、五輪では100ではファンデルバーグ、200ではダニエルギュルタが北島の世界ランク一位タイムを大きく上回る世界新記録を叩き出して優勝。ここまでやられてしまっては手も足も出ません。

 

競泳も五輪に合わせて自己ベストを大きく上回るような泳ぎをできる選手が何人か出てこないと厳しい。今大会でいうと寺川綾と鈴木聡美がそうでした。逆に入江陵介や松田丈志なんかは自己ベストを出していれば金メダルには届いていました。

 

 

競泳は平井ヘッドコーチが退任します。優秀なヘッドコーチが後任に就かないと次回は成績が落ちてしまう可能性もあります。

 

最近五大会で日本競泳陣が獲得した金メダルは5個。そのうち4個が北島。結局は金メダルに関しては北島に頼りっぱなしのところがありました。

 

次回からは北島に代わるエースが求められます。それこそ五輪で今まででベストの力を出し切って自己ベストや世界新を叩き出して優勝できるようなエースを。

 

 

男子では入江や萩野公介、山口観弘。女子では鈴木聡美や渡部香生子。このような選手が順調に育ってくれるかどうか。そして五輪当日に最高の力を出せるピーキングができるか。

 

後任のヘッドコーチにかかる責任は重いですが、是非優秀な人材をヘッドコーチに据えて欲しいなと思います。

 

 

体操に関しては内村航平が4年後どこまでやれるか。4年後の内村も北京で金メダルを獲得した時のヨウイとあまり変わらない年なのでまだまだやれているかもしれませんが、どうなるかはわからない。

 

どちらにしても内村に頼りっぱなしでは良い成績は望めないでしょう。加藤凌平や野々村笙吾、田中佑典の成長が求められる。

 

 

そして金メダル数でいえば種目別で金を狙えるようなスペシャリストが出てこなければならない。現状は内村の床と鉄棒くらいです。内村にしても4年後も種目別で金を狙えるような構成を通せるかはわからない。

 

理想を言えば加藤や白井健三が床、野々村が平行棒、田中佑典が鉄棒で種目別金メダルを狙えるくらいになって欲しい。仮にそうなれば団体でも

 

床:内村、加藤、白井
あん馬:内村、加藤、野々村
吊り輪:内村、野々村、田中弟
跳馬:内村、白井、野々村
平行棒:内村、野々村、田中弟
鉄棒:内村、田中弟、加藤

 

金メダル狙えますねw。他にも最近急激に力をつけてきている岡準平なんかにも期待したい。次回大会は個人総合、団体、種目別の8個ある金メダルのうち3個くらいは取りたい。

 

 

レスリングに関しては女子のジュニアの強化は上手くいっているらしいのであまり心配はしていません。伊調馨、吉田沙保里クラスの選手になれるかはわかりませんが、次回も金2個は確保したい。

 

そして男子も今回の米満のように金を取れる選手を何人か育てたい。軽量級は金1銅2と世界でもやれることが今大会もわかったはずです。

 

女子に比べれば層が厚く世界のライバルも強いので簡単にはいかないですが、金1個以上はコンスタントに取れるようになって欲しいと思います。男女レスリングで金3個以上が目標か。

 

 

他競技の強化も必要

 

柱となる柔道、競泳、体操、レスリングで15個は取りたい。これだけでも大成功ですが、20越えのためには他の競技も強化していくことが必要でしょう。

 

たとえば今回結果を出したボクシングやフェンシング、アーチェリー、重量挙げ。これらは今後国が強化支援をしていけば金メダルを量産できる競技になる可能性があります。

 

 

というより他のアジア諸国、特に東アジア諸国がメダルを獲得している競技は全て可能性があると思っています。

 

中国が金メダルを量産している卓球、バドミントン、高飛び込み、トランポリン。

 

韓国が金メダルを量産している射撃、アーチェリー、フェンシング、テコンドー。

 

北朝鮮やカザフスタンが金メダルを量産している重量挙げの軽量級。

 

国に限らずアジア勢が好成績を残している男女ボクシングの軽量級。

 

 

これらは全て国を挙げて強化する価値があると思っています。幸い日本にはマイナースポーツでも国を挙げて強化することで世界のトップクラスにもなり人気も出た女子サッカーという成功例もあります。

 

柔道、競泳、体操、レスリングというお家芸で活躍しつつ、他の競技でもメダルを稼げるようになる。そんなスポーツ大国になり、アスリートへの支援や強化体制が今以上に手厚くなればスポーツファンとしてとても嬉しいことです。

 

そんな未来を夢見て今回のロンドン五輪特集はこれにて締めさせて頂きます。長い期間お付き合い頂きましてありがとうございました。

 

日本勢メダリスト一覧

 

今大会の日本勢メダリスト一覧

 

金メダル 7

 

.柔道・女子57kg級 松本 薫
体操・男子個人総合 内村 航平
レスリング・女子フリースタイル48kg級 小原 日登美
レスリング・女子フリースタイル63kg級 伊調 馨
レスリング・女子フリースタイル55kg級 吉田 沙保里
ボクシング・男子ミドル級 村田 諒太
レスリング・男子フリースタイル66kg級 米満 達弘

 

 

銀メダル 14

 

柔道・男子60kg級 平岡 拓晃
重量挙げ・女子48kg級 三宅 宏実
柔道・男子73kg級 中矢 力
体操・男子団体総合 内村 航平/加藤 凌平/山室 光史/田中 佑典/田中 和仁
競泳・女子200m平泳ぎ 鈴木 聡美
競泳・男子200m背泳ぎ 入江 陵介
柔道・女子78kg超級 杉本 美香
アーチェリー・男子シングルス 古川 高晴
バドミントン・女子ダブルス 藤井 瑞希/垣岩 令佳
競泳・男子4×100mメドレーリレー 入江 凌介/北島 康介/松田 丈志/藤井 拓郎
体操・男子個人種目別ゆか 内村 航平
フェンシング・男子フルーレ団体 太田 雄貴/千田 健太/三宅 諒/淡路 卓
卓球・女子団体 石川 佳純/福原 愛/平野 早矢香
サッカー・女子

 

 

銅メダル 17

 

競泳・男子400m個人メドレー 萩野 公介
柔道・男子66kg級 海老沼 匡
アーチェリー・女子団体 蟹江 美貴/川中 香緒里/早川 漣
競泳・女子100m背泳ぎ 寺川 綾
競泳・男子100m背泳ぎ 入江 陵介
競泳・女子100m平泳ぎ 鈴木 聡美
柔道・女子63kg級 上野 順恵
競泳・男子200mバタフライ 松田 丈志
柔道・男子90kg級 西山 将士
競泳・男子200m平泳ぎ 立石 諒
競泳・女子200mバタフライ 星 奈津美
競泳・女子4×100mメドレーリレー 寺川 綾/鈴木 聡美/加藤 ゆか/上田 春佳
陸上・男子ハンマー投げ 室伏 広治
レスリング・男子グレコローマン60kg級 松本 隆太郎
ボクシング・男子バンタム級 清水 聡
レスリング・男子フリースタイル55kg級 湯元 進一

バレーボール・女子

 

 

 

 

 

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